海外メーカーの「Just Mobile」から初のアクティブ方式のスタイラスペン「AluPen Digital」がリリースされました。さっそく今回も手書きメモやスケッチでの使用感をレビューしたいと思います。
ペン先1.8mmとボールペンのように細く、自然に使える優れたデザインです。
デザインの優れた細いペン先のiPadスタイラスペン
日本国内ではフォーカル・ポイントが正規取り扱い店となっており、Amazonで注文してからすぐに届きました。「German Design Council 受賞」のシールが貼付けてあります。
箱は蓋を開くと商品を確認できます。蓋には磁石がついており、ぴたっとくっつきます。
パーケージの内容です。スタイラスペン本体・単4乾電池・保証書・クーポン登録カードが付属しています。解説は箱の裏側にありますが、日本語の解説書はメーカーサイトからダウンロードできます。
ペン軸は耐久性の高いアルミニウムとクリップ付きのプラスチックの組み合わせ。ペン先には導電性の高い1.8mmのPOM樹脂製チップを採用(他社製のペン先よりも長い)しています。
アルミニウムには小さな小さな穴が空いており、電源のON/OFFをLEDランプで確認できます。MacBookなどに見られる電源ランプに似ていますね。
スタイラスペンを使用する前にまずは電池を入れましょう。箱から取り出したらペン軸をねじり、クリップの付いている側のパーツを取り外します。そこに単4乾電池をマイナスのほうから入れて、再び閉めます。
ここが違う!AluPen Digitalのデザイン
ペン軸をひねるとスイッチオン。小さなLEDランプが点灯します。
他社のデジタルスタイラスペンはやたらとボタンが大きかったり、目に痛いほど電源ランプが強く光っていることが多いです。しかし「AluPen Digital」はさりげなく電源ランプがつき、ボタンも無いので文房具のような感覚が楽しめます。
ペン先をねじって収納できるところも素晴らしい配慮だと思いました。
1.8mmの極細ペンでも感度も精度も良好
アクティブ方式のスタイラスペンには細いペン先を実現できますが、2点デメリットもあります。1つは「ペンの描画位置がペンの傾きでズレる」、もう1つは「斜めにゆっくり線をひくと波打つ」ことです。
「AluPen Digital」ではペンの傾きでのズレがかなり少ないです。今まで使用してきたアクティブ方式のスタイラスペンの中で最も自然に使えました。
斜め線の波打ちは液晶画面の問題があり解決はされていませんが、アプリ側で補正できる機能があれば軽減されます。
さらにiPadに保護シートを付けていても、感度は全く問題ありません。軽くタッチするだけで反応してくれます。一方でペン先は樹脂製なのですべりやすいです。この点ではゴム製のペン先の方が扱いやすいと感じる方もいるかもしれません。
私の使用感としてはRenaissanceよりは感度もペン先の感触も「AluPen Digital」の方が良い気がします。
Bamboo Paperなどスケッチアプリでの使用もおすすめ。Bluetooth接続が不要なので、ProcreateやArtStudioなどのペイントアプリでも活用できそうです。
【使用感まとめ】
・感度は保護シートありでも良好
・傾きによるズレは最小
・ゆっくり斜め線の波打ちは軽減されず
・ペン先の樹脂は滑りやすいが若干しなりもあり使いやすい
・ペン軸は太めだがペン先は長く非常に見やすい
・電源ランプやボタンが邪魔にならないデザインがGood!!
・自動電源OFF機能もあり電池は長持ち
アクティブ方式のスタイラスペンで筆圧は求めていないという方で、滑りのよいペンをお探しなら最適だと思いました。
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