「Adobe Ideas」は長年ベクタースケッチツールとして愛用してきたアプリですが、開発が終了されることになりました。今後は同等の機能が使える「Adobe Illustrator Draw」に役割を引き継ぐことになります。
期限があるので早めにデータを同期しておきましょう。
Adoeb Ideasから作品を引き継ぐ
上の画像はAdobeから送られてきたデータ引き継ぎの案内メールのスクリーンショットです。
Adobe Ideasの作品データは、Adobe Creative Cloudを介してAdobe Illustrator Drawに同期できます。期限は2014年11月21日まで。
時差のことも考えて早めに作業しておくほうが良いでしょう。
Adobe Illustrator DrawアプリもAdoeb IDアカウントを使えば無料で利用することができます。
Adobe Illustator Drawでデータを同期する
Adobe Illustrator DrawアプリでAdobe IDを入力してログインします。それから画面左上のアイコンをタップして、設定パネルを開きます。
そこで「ファイルを管理」をタップして表示される「すべてのファイルを取得」ボタンをタップします。
作品データのダウンロードが開始されるので、アプリを終了せずにそのまましばらく待ちます。
無事に作品データをダウンロードし終えれば、Adobe Illustrator DrawでもAdobe Ideasと同じようにレイヤーなどのデータを扱えます。
Adobe Illustrator DrawはAdobe Ideasと違う部分もあります。消しゴムツールの切り替えが1ステップ増えたことは残念ですが、図形ツールが使えることやAdobe Shape CCを使ってベクター素材を読み込めるなどできることは増えています。
今後もAdobe Ideasのように操作性を改善しながら、進化していってほしいですね。
Adobe Illustrator Draw(1.0)
カテゴリ: 仕事効率化, ソーシャルネットワーキング
価格: 無料
開発: Adobe
Adobe Shape CC – Capture and create vector shapes(1.1.0)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
価格: 無料
開発: Adobe
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