今月25日から「iOS10.3」の開発者向けベータ版の配布がスタートしています。その中にはiPadのキーボード向けの新機能「フローティングキーボード」「キーボードジェスチャー」が入っているそうです。
予測されるリリース時期は、新型iPadのリリースが噂されている3月に近いため気になります。
片手用のフローティングキーボード
iPadに片手サイズのフローティング(好きな位置に移動できる)キーボードが追加されています。現在でもサードパーティ製のキーボードアプリに片手キーボードはありますが、iOS標準の片手だけですべてのキー入力ができるものは初めてです。
もし日本語環境でも使えるなら、フリックキーボードが最適な配置で使えてかなり便利そうです。
Split Viewの上でも自由に配置できる
新たに追加されると予想される片手キーボードは、Split Viewでの分割画面の上にも配置できて、カーソルを移動できるジェスチャーも使えるそうです。
ジェスチャー操作でスペースやバックスペースが可能
Appleからリリースされているアプリ「Swift Playgrounds」で使えるジェスチャーキーボードのように、左右にスワイプすることでどのキーでもスペース/バックスペースが可能となっています。
新機能から新型iPadを予想できる?
今回報告されている「iOS10.3 beta」の新機能が必ずリリース版に含まれるかどうかはわかりません。しかしAppleが新型iPadに向けてキーボードの強化を目指していると読めなくもありません。
3月に向けてiOSの進化にも注目です。
情報はiOSプログラマーのSteve T-Sさんから。
And this is iPad's floating keyboard. Both of these are kinda fiddly and awkward and it's not hard to see why they didn't ship as-is pic.twitter.com/YB1q18ei2w
— Steve T-S (@stroughtonsmith) January 25, 2017
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