11月7日の新型iPad Pro発売を目前にして大手メディアによる直前レビューが一挙公開されています。実際に商品に触れた人の感想は、購入前の参考になることばかりですので、興味のあるかたはぜひチェックしてみてください。
概ね評価の高いレビューばかりですが、搭載RAMなど気になることもあります。
国内の大手メディアによる発売直前レビュー
国内メディアで出ている実機レビューの記事をまとめています。いずれも12.9インチの1TBモデルが使用されており「使用期間は限られていた」とのこと。噂通り6GBRAM搭載であることが確認されているものの、それを生かした使い方までは検証されていません。(現時点では対応アプリも限られています)
各メディアの記者が検証している関係で「Smart Keyboard Folio」に対しての感想が多い印象。「膝の上でもぐらつかない」「キータッチが良い」といった意見が目立ちます。ネガティブな意見としては「iOSであってノートPCなどの代わりとしては使いにくい」というものでした。
イヤホンジャックの廃止はそれほど嫌われていませんね。
フレームが均一に細くなったのだが、実際には、iPad Pro 10.5インチとの比較だと、「若干太くなっている」部分もある。
Face IDとの相性は、そもそもスマホであるiPhoneよりも、iPad Proの方が良かったのではないか、と思えるほどだ。
新しいiPad Pro向けに開発された「Smart Keyboard Folio」は、キースイッチの基本構造が同じである
キータッチはシャープになった上、スタンドとして使った際に底面に折れ曲がる部分がなくなった。これにより、膝の上に置いて使う際、どんな姿勢でも、また多少、体を動かしても安定した使い心地になった。
新しいApple Pencilはマグネットで装着した際にiPad Pro側からワイヤレス充電(恐らく「Qi」を応用したものだろう)ができる。
発表会場でクリエイターの方々に使用感の感想を求めたが、従来よりも視差が少なくなり(技術的な変更ではなく、カバーガラスが薄くなったのかもしれない)、従来の滑りすぎる感覚も緩和されたそうだ。
40時間とか描き続ける漫画家にとって、そのままのApple Pencilだと、指がもたないんですよ。皆それぞれが工夫してグリップを取り付けているわけです。
いろいろ試してみたくなったので、漫画作成アプリの定番、CLIP STUDIO PAINTを入れて起動してみます。毎月金払えと出てきますが、とりあえず半年は試用できるらしいので。
みんな高い高いと文句を言いながら使い続けるわけだわー、液晶タブレットと変わらないじゃん。iPad Proだけで十分、漫画描けちゃうわー。
特にそう感じたのが、Smart Keyboard Folioを装着して、キーボードを入力するときだ。
新しいiPadでは、何かキーを1つ押すとディスプレイが点灯し、自動的に顔が読み取られてロックが外れる。
本体に触れずに使うことがあるiPad Proでは、Face IDを採用したメリットがiPhone以上にあると感じた。
Geekbench 4を見ると、メモリ(RAM)が6GBと記載されていた。10.5型版のiPad Proは4GBだったが、新しいiPad Proはここから2GBもメモリが増えていることになる。
海外の大手メディアの動画レビュー
大手メディアの開封動画やレビューをまとめています。海外メディアではUSB-Cの使用範囲などを色々試されていて参考になります。予想通り外部ストレージからのデータの読み込みは非対応(画像や動画を除く)となっています。
新型iPad ProとApple Pencil(第2世代)の新情報
Apple Pencil(第2世代)は、やはり初めに使用するiPad Proとのペアリングが必要になるようです。右側面の磁気コネクタにApple Pencilを接着後ガイドに従ってペアリングを完了します。2台以上の同時ペアリングが可能なのかは不明です。
またApple Pencil(第2世代)には、初代Apple Pencilに付属していた交換チップがないそうです。つまりApple Pencil(第2世代)は本体以外には説明書以外の付属品はないということになります。
交換チップは付かないのは少々残念です。
初代Apple Pencilのペン先チップと同じ製品で交換できると思われますが、また後日検証してみます。
予想通り以下のようなApple Pencilグリップは充電時や接着時に取り外すことになるので、少し手間ですね…。何か別の充電方法があるといいのですが。
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