本日のAppleスペシャルイベントにて複数の新製品が発表されました。iPad ProとApple Pencilにも新モデルが追加され、噂通りベゼルレスでUSB-Cコネクタを搭載した11インチiPad Pro、側面にタッチジェスチャ機能を搭載したApple Pencilなどが発売されます。
新製品は本日から予約開始、11月7日発売となります。
第3世代iPad ProはついにベゼルレスでUSB-Cを搭載した初のiOS端末
新型iPad Proは10.5インチモデルがわずかにサイズアップして11インチモデルとして登場。端末サイズはほぼ変わりません。
12.9インチモデルは液晶サイズはそのままで、端末サイズが大きくスリム化しています。
新旧iPad Proモデルのサイズ比較
(新型)11インチiPad Pro | 10.5インチiPad Pro | |
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厚さ | 5.9mm | 6.1mm |
本体サイズ | 178.5mm×247.6mm | 174.1mm×250.6mm |
重さ | 468g | 469g |
液晶サイズ | 2,388×1,668ピクセル | 2,224×1.668ピクセル |
(新型)12.9インチiPad Pro | 12.9インチiPad Pro | |
---|---|---|
厚さ | 5.9mm | 6.1mm |
本体サイズ | 214.9mm×280.6mm | 220.6mm×305.7mm |
重さ | 631g | 677g |
液晶サイズ | 2,732×2,048ピクセル | 2,732×2.048ピクセル |
本体のデザインは刷新されホームボタンは廃止、ベゼルレス風のデザインを強調するように側面はフラットになりました。iPhone SEっぽいくていいですね。
iPhone Xのようなベゼルレスをイメージすると、フレームはやや太いかなと思いました。そのかわりFace IDに使用するカメラはノッチではなくフレーム内にきれいに収まっています。
価格についてですが、私は11インチWi-Fi 256Gモデル シルバーを選択、Apple Pencil(第2世代)やSmartKeyboard Folioを合わせると15万ほどになりました。もし12.9インチモデルを選択すると大体20万くらいになると考えていいでしょうね。
容量も最大1TBまで選択できるようになりました!動画の保存やPCデータを持ち歩きたい人には最適です。
- 11インチiPad Pro (Wi-Fi) 64GB 89,800円(税別)
- 11インチiPad Pro (Wi-Fi) 256GB 106,800円(税別)
- 11インチiPad Pro (Wi-Fi) 512GB 128,800円(税別)
- 11インチiPad Pro (Wi-Fi) 1TB 172,800円(税別)
-
12.9インチiPad Pro (Wi-Fi) 64GB 111,800円(税別)
- 12.9インチiPad Pro (Wi-Fi) 256GB 128,800円(税別)
- 12.9インチiPad Pro (Wi-Fi) 512GB 150,800円(税別)
- 12.9インチiPad Pro (Wi-Fi) 1TGB 194,800円(税別)
Apple Pencil (第2世代)は磁石でiPad Proに接着し同時に充電もできる
Apple Pencil (第2世代)は少し短くなって平坦な面が追加されたことで、iPad Proの右側面にある磁石にくっつけて持ち運びできます。iPad Proに接着すると画面上部にバッテリー残量が表示さています。同時に転がりやすかったデザインも改善されました。
また接着中は充電できるようになっており、Lightningコネクタが廃止されても充電とペアリングが可能となっています。
新旧Apple Pencilのサイズ比較
- Apple Pencil (第2世代) 長さ166mm 直径8.9mm 重量20.7g 14,500円(税別)
- Apple Pencil 長さ175.7mm 直径8.9mm 重量20.7g 10,800円(税別)
新型iPad Proは旧Apple Pencilと互換性はなく、Apple Pencil (第2世代)を旧iPad Proで使うことも不可能だと思われます。
Apple Pencil (第2世代)は注文時に刻印が可能です。文字数の制約がありますが、試しに入力して遊ぶのもいいかもしれません。
設定アプリ内に新しくApple Pencilの項目が追加。Apple Pencilのダブルタップジェスチャーの機能を変更することができます。
消しゴムと切り替え、1つ前のツールに切り替え、カラーパレットを表示、使わないの4つから選べます。この設定は標準アプリ(メモ)を使う際の設定であり、サードパーティのアプリではアプリ内で設定された機能を割り当てできるそうです。
Procreateだと描画ガイドの切り替えに使えると便利かもしれません。
新型iPad Proは102個の磁石でアクセサリと接着
新型iPad Proは磁石でSmartKeyboard Folioと接着します。内部には背面と側面に合計102個もの磁石が配置されており、しっかりアクセサリと固定できる仕組みになっています。
SmartConnectorはiPad Proの背面に移動されており、SmartKeyboard Folioを裏面に当てることで繋がります。SmartKeyboard Folioは2段階の角度が選択できる仕組みです。
USB-CコネクタがあるからiPhoneにも充電OK
USB-Cコネクタを採用したことでノートブックと同じように扱えるシーンが増えています。例えばデジタルカメラからのデータ読み込みやディスプレイへの出力、さらにiPhoneへの充電まで可能になります。
しかしiPhone Xモデルと同様にイヤフォンジャックは廃止されています。ワイヤレスイヤフォンに馴染みがない人は、Apple Storeで販売されている「USB-C – イヤフォンジャック」アダプタを使うことになりますね。
発売日の11月7日までに準備したいアクセサリ
発売日は11月7日とすぐですが、アクセサリの準備が間に合わさなそうです。保護フィルムやケースなどほとんど販売されておらず当たり外れも出てきそうです。
また新情報がありましたら追記したいと思います。
さて、新型iPad Proは何GBのRAMを積んでいるのでしょうか?
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