Macでリリースされているプロフェッショナルな画像編集アプリ「Affinity Photo」のiPad版新情報がWWDC2016でお目見えしました。
なんとMac版の機能の多くをiPadで使えるように開発中で、Apple Pencilを活用した操作が多く見られます。
デスクトップの画像編集機能をiPadへ
上が公開された動画です。動画ではiPad Proで「Affinity Photo」が滑らかに動作しています。
- 32bit HDRフォト対応
- 360度パノラマ写真の編集が可能
- 385メガピクセルの写真が編集可能
- iPad Pro12.9インチの画面サイズにも最適化
- Apple Pencil対応
Apple Pencilを使って快適に編集作業ができる
デスクトップ版の機能を持ち込むと、指だけでは繊細な操作が難しくなります。そこでApple Pencilを活用することを前提に操作方法が考えられているようです。
動画ではスポットライト効果の範囲をペン先で細かく調整しています。
すでにリリースされているペイントアプリ「Paintstorm Studio」もデスクトップ版を完全移植したアプリですが、Apple Pencilのおかげで快適に操作できます。
写真にレタッチするときにはApple Pencilでさっと描けるのはiPadならではのメリットですね。
写真から消したい部分を選択するような作業も、Apple Pencilで作業できるのはかなり便利です。
強力なヒストリー機能もサクサクと動作
編集作業の途中でヒストリーを参照したいときも、右端にリスト表示されたものから素早くアクセスできます。
Mac版の機能をiPadの画面サイズでどのように再現されているのか見るのは非常に面白いですね。
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iPad版「Affinity Photo」のリリース時期は未定ですが、パブリックベータが2016年末までに開始されるそうです。iOS10がリリースされればRAWファイルもサポートされるため、プロの方でも十分仕事で活用できるようになりそうですね。
情報元:
Affinity Teases its Impressive Photoshop Competitor Running on a 12.9″ iPad Pro | Digital Trends
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