Adonit Pixel 製品レビュー | 筆圧感知2048レベルでiPad Airでも使える最新Bluetoothスタイラス

Adonit社から新製品「Adoni Pixel」の発売が開始されました。2048レベルの筆圧感知、ペン先は1.9ミリと極細タイプ。対応アプリで使用すれば滑らかで筆圧に対応したスケッチが描けます。
今回はレビュー用にAdonit様から製品を提供して頂きました。

よりスリムで扱いやすいデザインに進化


Adonitのスタイラスペンは過去のすべてのモデルを使ってきましたが、最新版の「Adonit Pixel」はその集大成とも言える製品となっています。

パッケージに同梱されているのは、スタイラスペン本体と専用のUSB充電器、クイックスタートガイドです。

旧モデルとの比較


旧モデルである「Jot Touch PP (Jot Touch with Pixelpoint)」や「Wacom ICS(Intuos Creative Stylus)」と並べてみた画像です。「Jot Touch PP」と比べるとペン先が3.18ミリから1.9ミリへと大幅に細くなりました。

またペン軸の太さも12ミリから10.5ミリへとスリムなデザインへ変更されています。ゴツゴツした感じが無くなり(ボタンなどの出っ張りをほとんど感じない)、光沢を抑えた仕上がりで落ち着きと高級感があります。

充電は専用のUSB充電器でスマートに


ペンの後ろ側は平らな金属パーツがあるだけですが、付属する専用充電器にのせると(磁石でくっつく)USBで充電できます。

1時間の充電で約14時間の連続使用が可能です。

Bluetoothスイッチをオン。アプリに接続して使用する


iPadのBluetooth機能をオンにしたら、あとはアプリ側で接続設定を行います。
まずは「Adonit Pixel」のサイドボタン(ペン先側)を押してランプが緑色に点灯するのを確認しましょう。これで電源が入ります。

ペンを持つだけでもしばらくすると自動的に起動する仕組みもあるようです。


試しにスケッチアプリの「Tayasui Sketches 2 Pro」で接続してみます。

アプリを起動して、設定項目からスタイラスペンについての設定パネルを開きます。
Adonit社製のスタイラスペンを選択して、表示される円形の「スタイラスの先を押してペアリング」ボタンをペン先でしばらく押します。


接続が完了したら、筆圧の調整や2つのサイドボタンにショートカットメニューの割り当てを設定できます。
サイドボタンに設定できる機能はアプリによって異なりますが、「Tayasui Sketches 2」の場合、カラーピッカーやスポイト、元に戻す、やり直しなどの頻繁に使いそうなツールが用意されています。

iPad Air2での使用感とおすすめアプリ


iPad Air2でいくつかのアプリでの使用してみました。

アクティブスタイラスには描画位置のズレ、斜め線のブレが弱点ですが、「Adonit Pixel」ではこれを独自の補正機能で修正します。

個人的に最も使いやすいと感じた「Tayasui Sketches 2」では、斜め線のブレは全くありませんでした。また描画位置のズレは画面端などで多少ありますが許容範囲内と言えます。


線は滑らかに補正されますが、逆に細かく描きたいときに補正されてしまって思い通りの線にならないこともあります。ペイントアプリの手振れ補正が強く設定されているような感じです。
キャンバスのズームを活用したり、線を区切って描くと思い通りの線が得られます。

ペン先はクッション性があり疲れにくい、適度な摩擦感がありコントロールしやすいです。今までリリースされてきたモデルの中でも最も完成度の高いペン先だと思いました。

Adonit Pixelの使用感

  • 線のブレや位置ズレはかなり改善されている
  • 斜め線のブレはほぼ完璧に補正される
  • 線の補正はかなり強い
  • ペンの製品としての完成度は過去最高
  • ペン先は適度に柔らかく摩擦もちょうどいい

特におすすめの対応アプリ

他にもAdobe Photoshop SketchAdobe Illustrator DrawAutodesk SketchBookなどが使用可能です。さらに次期バージョンアップでProcreateが対応するなど使用できるアプリはどんどん増えていく予定です。

Apple Pencilと比較する

最後にApple Pencilと比較したときにどうか、という点についても触れておく必要があるでしょう。

精度や反応速度については、Apple Pencilはタッチ操作時と比べてスキャンレート2倍の特別なモードで動作するため、同じ土俵で語るのは難しい。どうしても差があるのは否定できません。

Apple Pencil | まるで鉛筆な使用感。5年間待っていた最高のiPadスタイラスペンを早速レビュー – iPad Creator

一方で製品本体の出来で見ると、サイドボタンは控えめで煩わしくないデザイン、ペン先の摩擦や適度な柔らかさはApple Pencilよりも好きです。価格もかなり抑えられています。

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iPad ProではApple Pencil一択ですが、iPad Air2などのApple Pencil非対応機においては、筆圧感知スタイラスとしてベストな選択肢です。対応アプリも多いのでいろんなアプリで楽しめるでしょう。

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※iPad Pro9.7インチは対応せず。

 

 

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