巻物のように画面をながーく延長して描き続けることができるペイントアプリ「Paper Spiral」がリリースされています。12種類のブラシを使い分けて横長の風景画やスケッチなどを作成できます。
このような感じの横に長い作品を描いて出力できます。出力したときには縦が768ピクセルと少し物足りない画質ですが横方向にはかなり長く伸ばせます。(横方向の出力の限界値は不明です)
描画するときの画面です。左側にツールバーがあるだけのすっきりしたレイアウト。ブラシ・ぼかし・消しゴムツールにそれぞれ12種類の形状を設定できます。
透明度のサイズの調整スライダーがProcreateっぽいですね。
キャンバスが長くなってきたら、画面下端から上に向けてスワイプすると全体をプレビュー表示できます。赤い枠で囲まれた範囲が表示されている箇所です。枠を左右にドラッグすれば一気に表示位置を移動できます。
それぞれのブラシにはVelocity Sensor(描く速度で太さが変化)を設定できます。Velocity Sensorスイッチをオンのときには、変化を反転させるInverseの設定ができます。
カラーピッカーはトーンを調整するスライダーと色相を選択するホイールの組み合わせで行います。スポイトツールを使うときは、ボタンをタップ→画面から指を離した場所の色を取得します。
ぼかしツールの処理は軽く、気持ちよく色の混色ができます。
横にキャンバスを伸ばしながら描くのは気持ちよくて楽しいのですが、ツールの動作が不安定なのが気になりました。スポイトツール操作でズームがリセットされたり、透明度が勝手に元に戻ったり色々と気になるところがあります。現時点では「粗が目立つ」という印象です。
Animation DeskやNoteLedgeをリリースしているメーカーなので、ちゃんと今後アップデートで改善してくれればいいペイントアプリになりそうです。
Paper Spiral – Sketch and Go (1.0.1) カテゴリー:仕事効率化 価格:200円 開発:Kdan Mobile Software LTD |
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