高機能なFTP機能を備えたテキストエディタTextasticの最新版「Textastic Code Editor 6」が新アプリとしてリリースされています。プログラミングやWebページ作成から、ローカルでの検証、サーバーへのアップロードまですべてiPad上で行えます。
iPad Pro対応でiOS9からの新機能Split Viewの使用が可能です。
TEXTASTIC 6からの新機能
- Textastic is now a single universal app that works on both iPad and iPhone
- Split View and Slide Over multitasking on iPad
- Full iPad Pro support
- Local preview now uses a real web server and allows you to open the preview in Safari. Preview now uses WKWebView instead of UIWebView for better performance.
- Discoverable keyboard shortcuts (press and hold the Command key on an external keyboard)
- 3D Touch Quick Actions let you access most recently used files and create a new file
iPad ProとiPhoneにも対応した新バージョンで登場
iPad Proの画面サイズに対応し、iOS9からの新機能となるSplit ViewやSlide Overに対応しています。
実際にiPad Pro+ Smart Keyboardで使用すると、一度に閲覧できる情報量が大幅に増えて作業効率が上がります。
iPhoneでは画面が小さく情報量は少なくなりますが、拡張キーが小さいながらもしっかり使えるなど機能面で妥協が無いのが凄い。
ローカル環境でWebページを構築可能に
このアプリではローカルに保存したファイルをSafariでプレビューできます。
方法はSplit Viewで右側にTextasticを起動した状態にします。プレビューしたいファイルを開き、共有アイコンから「Preview in Safari」を選択します。すると左側のアプリでSafariが起動し、Textastic内のファイルをプレビュー表示してくれます。
ローカルにCSSファイルを用意しておけば、実際にWeb上にアップロードした時と同じ環境で確認可能です。iPad上でサーバーにアップする前に、確認しながら編集できるのはやっぱり便利ですね。
iPadで最高のWebオーサリングツール
iPad向けのWebオーサリングツールとして、TextasticはCodaと並ぶ選択肢となりました。
iPhoneでも使えるユニバーサルアプリである点はTextasticが優れていますが、Mac版との連携機能などではCodaも魅力的。
個人的には、拡張キーの充実やCSS編集時に役立つコードナビゲータなどTextasticは手放せません。
旧バージョンのアプリを購入されている方は再購入することになりますが、十分買い直す価値のあるアプリだと思います。
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