新学期を迎える学生に向けてなのか、Apple公式のiPad Proプロモーション動画がYoutubeで4本公開されています。iPad Proは12.9インチ版のリリース以降宣伝らしいものは一切なかったため、まだまだ知名度は低いと思います。
動画でiPad Proの魅力が伝わり、これを期に学生ユーザーが増えてくれると嬉しいですね。
ウイルスに強い
iPad ProはiOSなのでPCに比べたら制約がありますが、その代わりに「ウイルスに強い」というのは間違いないと思います。
でもiPhoneよりもiPadでセキリュティ面を強調するのは、やはりノートPCの代わりとしての存在感をアピールしたいからでしょうね。
最近リリースされたiOS10.3では、ポップアップでメッセージを表示し続けるようなセキュリティホールも修正済みです。
ともかくノートPCのウイルス対策ソフトを入れなきゃいけない面倒臭さから解放されるのはiPad Proの良さででしょう。
ノートの取り方が変わる
録音機能がついた手書きノートアプリ「Notability」を使って、授業のノートが取れる点をアピールした動画です。
実際に録音機能があるノートアプリは便利で、仕事でもプライベートで使うにも実用的です。Apple Pencilで書類に書き込みながら、授業を受けられるだけでも便利だと思いますよ。
ただしちょっと気になるのは、現在の大学などでは教材がPDFで配布されるのかどうか。プリントで配布されるような環境なら、自分で撮影しておく必要がありますね。
薄くて軽い
確かにiPad Proは軽いです。ノートPCの種類にもよりますが、置き換えれば随分軽くできます。
- 9.7インチiPad Pro Wi-Fiモデル 437g
- 9.7インチiPad Pro Wi-Fi+Cellularモデル 444g
- 12.9インチiPad Pro Wi-Fiモデル 713g
- 12.9インチiPad Pro Wi-Fiモデル+Cellular 723g
さらにノートPCではACアダプターが結構重かったりするので、その点でも差が出ます。スマホと同様にモバイルバッテリーで充電できるのもいい感じです。
できることが広がる
何はともあれ仕事や勉強でiPad Proを使うにはWordやExcelが使えるかどうかは重要なポイントです。もちろんiPad Proでも公式にリリースされているアプリが使えます。
Apple Pencilでメモを追加したりiPad Proに最適化されたアプリなのですが、ノートPCとマウスの組み合わせに比べるとやや機能が限定されていたり、効率的でないところもあります。
iPad Proはスマホの次に使うPCになれるか?
多くの中高生がスマホを当たり前のようにもっているような状況で、iPad Proが大学生や新社会人に選ばれるような存在になるかどうかが重要になってくると思います。
現時点では写真家やペンタブに慣れたクリエイター、デザイナーに選ばれているケースが多いため、より幅広いユーザーに使われる端末になるために次にAppleはどのような手を打ってくるか注目したいですね。
海外版の動画にはさらに以下のようなものが公開されています。
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