新機能6「対象ドローイングツールと定規で図形を描く」
操作しやすい円形定規と直定規ツールも刷新され、デスクトップ版のものに近い仕様になりました。
薄く表示された定規をコントロールして、直感的に描けます。
円形定規は楕円になるように変形させたり、角度を調整できます。
また対象ドローイングツールでは、左右対象に描ける機能をさらに拡張し最大16方向に同時に描くことができます。
模様を描いたりする際に便利な機能で、定規ツールと組み合わせて使用することも可能です。
使用感と追加して欲しい機能
実際に使用してみた感想としては、手ぶれ補正の効果で滑らかで美しいストロークが得られ、Apple Pencilで描いていて気持ち良いいです。
機能面でかなりデスクトップ版アプリに近づいていますね。
一方で気になるところもいくつかあります。
Apple Pencil仕様時は右端にあるレイヤー/カラーバーの上に手のひらを置くことになり、ちょくちょく誤動作します…。
また最近のiPad向けグラフィックアプリで広く採用されている、2本指、3本指タッチでの元に戻す、やり直すジャスチャーや、ペンでドローイング、指で消しゴムを使用する指モードなどのトレンドも取り入れて欲しい。
できればパース定規とレイヤーグループ機能もあると便利ですよね。(追加の有料アドオンでもいいので欲しい!)
今回のアップデートで高機能で使いやすくなっただけに、さらにiPad環境を考えた機能を追加してくれることを期待してしまいます。
Procreateに比べると細かい動作で劣るシーンはありますが、それを補えるだけの魅力が出て来たのではないでしょうか。
アプリは無料でダウンロードできます。
600円のProツールを購入すれば全機能が使用可能。
Autodeskのサブスクリプションサービスを使用している方は、アカウントでログインすると使用できるようです。
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