PCやMacの画面をミラリーンングしたり、iPadをサブディスプレイ化できるアプリ「Duet Display」がバージョン1.4にアップデート。
今回のアップデートに含まれる新機能は、サブスクリプションサービスの「Pro」機能に含まれます。
Apple Pencilユーザーにとって待望の「筆圧曲線」の調整機能や、2本指タップで「元の戻す」ができるマルチタッチジェスチャーなど作業効率UPが期待できるものばかりです。
バージョン 1.4アップデート内容
Customizable pressure curve
Predictive Line
Advanced gesture control
Performance and stability improvements
PCの画面を表示するアプリとしてライバル関係にある「Astropad Studio」「Astropad Standard」に採用されているようなApple Pencil対応の機能が追加されています。
筆圧曲線の調整機能
画面上部にあるボタンで、モードを「Custom」に切り替えると筆圧曲線をカスタマイズできます。
右側のスペースで実際にApple Pencilで描いた線を確認できます。
「Predictive Line」で滑らかな描画を実現
Astropadのマジェンタラインに当たる機能「Predictive Line」も追加されました。
PCでの描画がDuet Dsiplay上で表示されるまでのタイムラグを埋めるため、ストロークの軌跡が表示されるようになります。
便利なマルチタッチジェスチャーを多数追加
以下のようなジェスチャーが追加されています。
- Left Click / 1本指でタップ(マウスの左クリック)
- Right Click / 1本指でタップ長押し(マウスの右クリック)
- Double Click / 1本指でダブルタップ(マウスのダブルクリック)
- Hover / 1本指でタッチしながら別の指でドラッグ(ホバー)
- Undo / 2本指でタップ(元に戻す)
- Redo / 3本指でタップ(やり直す)
- Setting / 4本指でタップ(設定を表示)
- Drag / 1本指でドラッグ
- Zoom / 2本指でピンチ
- Scroll / 2本指でドラッグ
いずれもiPad Proのペイント系アプリでは定番となりつつある、作業効率が劇的に向上するジェスチャーです。
パフォーマンス改善も含まれているようなので、後日クリスタやメディバンなどいくつかのペイントアプリで動作検証してから記事をUPする予定です。
※デスクトップ側のサーバーアプリがアップデートされていないためか、一部のジェスチャー機能は動作していないようです。
コメント
こんばんは。
傾き検知は備わっているのでしょうか?
astropadのWindows対応が今年はないそうなので、こっちに乗り換えようかな〜と…。
更新記事楽しみにしてます。ご苦労様です。
コメントありがとうございます。
まだ忙しくて更新できていませんが、個人的にはAstropadの方が好きですね。
使用環境によりますが、最新のOS環境と処理能力のあるPCがないと厳しいと思います。