デザインの良いテキストエディタ「Bear」がアップデートを重ねて使いやすくなってきたようなので、本格的に使ってみました。
私がテキストエディタを使う主な用途はWordPressブログの更新ですが、ちょっとしたメモにも使いやすい点では「Drafts」に近く、またコンパクトな表示方式は「Ulysses」っぽさもあります。
1年間のサブスクリプションに申し込み、しばらく使ってみた感想をまとめます。
テキストエディタ「Bear」を主軸にして作業する
有料プランでの特典
アプリは無料でも十分使えていましたが、やっぱり使い込むなら課金して応援したいなと思って申し込みました。(完全に形から入るタイプです…。)
サブスクリプション(有料プラン)の価格は年間1,500円。
年間契約の場合、初めの1ヶ月は無料となる特典がついているため、途中解約できるのは安心できます。
もちろん1ヶ月ごとのサブスクリプションも用意されていますよ。
サブスクリプションの選択肢
- 月額150円 (1週間のトライアル付き)
- 年間1,500円 (1ヶ月のトライアル付き)
※月額、年間どちらのトライアル特典も初めの1回だけ適用されます。
サブスクリプションの主な特典としては、メモをMacやiPhoneなど他のデバイスと同期、出力できるファイル形式が増える、テーマが選べる、アイコンもテーマに合わせて変更できる(上画像のようアイコンの白クマの背景色が変わる)など。
アイコンが変わるのは地味ながら満足感あり。
サブスクリプションの特典
- テーマの変更
- アイコンの変更 (選択可能)
- デバイス間でメモを同期
- PDF、HTML、RTF、DOCX、JPG形式で出力を追加
マークダウン覚えていられない人にも安心
編集中に表示される画面下に見出しやリンク、リストなどよく使う編集ボタンが配置されています。
マークダウンの入力覚えていられない人でも、ボタンを1タップでサクッと入力できます。
キーボードショートカットも用意されているため、慣れればキーボードで効率的に作業できるようになります。
ショートカットキーのリストは、コマンドキー長押しで表示されます。
WordPressへの投稿は「Ulysses」連携で
現状では「Bear」にWordpressブログへの投稿機能はありません。
そこでわたしの場合は「Ulysses」と連携して投稿しています。
以下記事データを出力する手順です。
まず記事リストから「Ulysses」に渡したい記事をドラッグ。
リストの下の方に「ドロップバー」が表示されるので、その上にドロップします。
表示される「アクション」から「メモのクスポート」を選択、さらに「テキストバンドル」を選びます。
この「テキストバンドル」形式で出力したものを「Ulysses」に読み込みます。
BearからUlyssesへデータを渡す手順まとめ
- 記事をリストからドラッグ
- 下に表示されるドロップバーにドロップ
- アクションからメモのエクスポートを選択
- メモのエクスポートからテキストバンドルを選択
- 共有メニューでUlyssesを選択
「Ulysses」で読み込んだ画面です。見出し画像などそれぞれの要素が正確に読み込まれています。
テキストバンドルで読み込んだ場合でもタグやURLはソースとして扱われるため、「Ulysses」単独で編集するときの手間は省けますね。
このように「Bear」→「Ulysses」と記事を流してからWordpressに投稿するのが今のところ使いやすい気がしています。
「Bear」がWordpress投稿に対応してくれるのが1番良いのですが、それはまだ少し先になりそうです。
足りないところは「ショートカット」で補える!
そしてブログエディタとして「Bear」に足りていない機能は、定番のオートメーションアプリ「ショートカット」で補います。
私の場合はアプリ情報や画像の加工などに使用しています。
「ショートカット」はアイデア次第で色んな使い方が生まれるのが楽しいですね。
ショートカットで行う作業いろいろ
- AppStoreリンク作成
- アプリアイコン画像・更新情報のダウンロード
- スクリーンショット加工
- WordPressへ画像をアップロード
アプリの対応も始まったばかりで今後もっと良い連携方法が見つかると期待しています。
↓テキストエディタをお探しの方にはiA Writerもおすすめです。
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