昨日のMicrosoftの新製品発表会で、オールインワンPC「Surface Studio」を発表。28型でペン入力や独自のダイヤル式ツールでの操作に対応します。今までWacomの独壇場だった分野で、Appleも巻き込んで三つ巴の戦いが始まるのでしょうか。
Microsoftが本気のオールインワンPCでAppleより一歩前へ
Microsoftは筆圧に対応したペン入力が可能で、デスクトップPCでありながら画面の角度を調整して大型液晶ペンタブレットとして使える「Surface Studio」をリリースします。
新製品は、「Surface Pro」「Surface Book」に続くSurfaceラインアップに追加されたオールインワンPCです。いずれも同性能のペンが使用可能で、クリエイター向けの高性能PCであることをアピールしています。
これから新MacBookなどを発表予定のAppleを、隙のないラインナップで待ち構える形となります。
Appleもペン入力対応のMacで答えるか
常にMicrosoftと凌ぎを削ってきたAppleが、この新しいオールインワンPCにどのように答えるのか注目されます。
今までの流れから推測すれば、Apple Pencilに対応したMacをリリースするのが妥当なところですが、全く別のスタイルを提案する可能性もあります。
クリエイター向けPCで先行するWacomの行く末
さらに競合することになりそうなのが、クリエイター向けの大型液晶ペンタブレットを世界中で展開するWacom。今までWacomの独壇場であった分野で、MicrosoftやAppleと競争することは避けられないでしょう。
Wacomが今までどおりプロのクリエイター向けタブレットの地位を守るのか、それともMicrosoftやAppleがその地位を脅かすのか。現時点ではWacomに新しい動きは見えません。
未来のPCの形は誰が決めるのか
ひとまずMicrosoftはこれからのPCの形に1つの答えを提示したわけで、その点ではAppleよりも1歩先に進んでいるように見えます。
しかしそれが最適解になるのか、これからに注目です。
【情報元】
Cintiq 27QHD touch
Microsoft Surface Studio | Powerful workstation designed for the creative process
コメント
iPad使っています、wacomはともかく、surfaceには全然興味ない。iOSじゃないから。絵を描くならwacom、普段使いならiPad。