お絵描きアプリProcreateには直感的に使える直線ツール「Quickline」が備わっています。定規ツールなどは使わずジェスチャー捜査で直線を素早く描けます。
今回は直線ツールの便利な使い方と、知っておくとさらに便利な角度をスナップする方法をご紹介します。
直線がジェスチャーで素早く描ける「Quickline」機能
このようなヨレヨレの線を引いても、終点(描き終わり)で指を離さずにしばらく待つと…
ピンと弦を張ったようにきれいな直線に補正されます。途中はどれだけ曲がっていても補正してくれます。
Quicklineで補正されたら指を離さずに、そのままドラッグして終点を移動することも可能です。
Quicklineの起動を好みの時間に設定方法
もしもQuicklineが不要、もしくは補正されるまでの時間を調整したいときは設定で調整できます。
アクションパネル内の「環境設定」の項目の中にある「Quicklineの遅延」で、スライダーを左端にするとオフにできます。
右方向へ動かすと、補正されるまでの時間を伸ばせます。
「元に戻す」するとポイントの再編集が可能
Quicklineで描いた直線は後から再編集が可能です。
Quicklineに変換(線を直線にする)した後で「元に戻す(2本の指で画面をタップ)」します。すると直前に描いた直線の始点と終点に編集ポイント(青い点)が表示され、指でドラッグして動かせます。中央の点をドラッグすると線の角度はそのまま移動できます。
正確に線の端を合わせたいときなどに重宝するテクニックです。
水平垂直に線を描く方法
直線を水平垂直に描きたいときには、終点を動かしながらキャンバスの別の場所をタッチします。するとタッチしている間は角度が固定され、正確な水平垂直線が描けます。
同じ方法を使えば水平垂直以外にも、斜めの角度を15°間隔にスナップできます。
細かく角度を指定できるわけではありませんが、15°、30°、45°、60°、75°などの角度ならこの方法で描けます。
これを知っていれば、図形を少し正確に描きたいときに役立つはずです。
ぜひお試しください。
以上、直線ツール(Quickline)の使い方とテクニック解説でした。
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