iPad Airで使うために最適なスタイラスペン選び 【2013最新モデルのペンで検証】

airbest
iPad Airを購入して手書きメモやスケッチを試してみたいという方もおられるのではないでしょうか。そんなときに便利なスタイラスペンをご紹介します。今回はiPad Airの液晶画面にどのようなタイプのスタイラスペンが使いやすいのか、感度が良いのか検証してみました。


iPad Airの液晶画面は今までのiPadのガラスの硬い感触から、iPad miniのような少し弾力のある薄い液晶に変更されています。
iPadに比べてiPad miniではスタイラスペンの反応が悪いというのは過去の検証で確認しましたが、iPad miniほどではありませんがiPad Airでも感度は少し低下しているようです。主要なスタイラスペンを使ってチェックしてみました。

今回テストしたスタイラスペンは以下の主要な5タイプ

【静電気発生型】
最新式の極細ペン Jot Script/アクティブスタイラスペン

【透明ディスク型】
透明の円盤タイプ細く見やすい Jot Pro Dampening/Jot Touch4/DrawPro2

【細めゴム型】
柔らかく細いゴムペン先 Bamboo Stylusシリーズ/Intuos CS

【太めゴム型】
頑丈で太いペン先 SMART-TIP/Just Mobile AluPen/Pogo Connect

【電導性繊維型】
滑りが良くソフトな感触 Su-Pen/プリンストンタッチペンnano


※検証環境:iPad Airにマット保護シートを貼付けて机に置いて使用

ゴム製ペン先のスタイラスペンは全体的に少し反応が鈍いようですが、やわらかめの素材のゴムは感度が安定していました。ペン先が太くても硬いゴムの場合は感度が悪いようです。導電性繊維のペン先も同様に感度が下がっています。

おすすめスタイラスペン1位「Jot Pro Dampening」


試したスタイラスペンの中で最もストレス無く使えたのは、透明のディスクを先端に付けた「Jot Pro Dampening」などのスタイラスペンです。
先端のディスクがぺたっと液晶画面に接触するため常に反応が安定しています。透明なディスクのおかげで書いた線も見やすいです。Dampeningモデルでは先端の衝撃を吸収するスプリングの効果で自然な感触になっています。

[table id=12 /]
ブルーやレッドなど4色のカラーラインアップがあり、日本ではプリンストンテクノロジーから安定供給されているため2,000円前後という手頃な価格で購入できるようになりました。

[table id=9 /]
先端のディスクは紛失したり頻繁に使用して曲がってしまうようなことが無い限りは、交換の必要はありません。気になる方は予備ディスクを購入しておくと安心かも。
上記の交換ディスクは JOTM=Jot mini/JOTPD=Jot Pro Dampening/JOTFD=Jot Flip Dampeningの3モデルに対応しています。

僅かに感度は低下しても扱いやすいWacomスタイラス


ゴム製のスタイラスペンは自由な角度で使えて適度な抵抗感があるため手書きメモ・スケッチにも最適ですが、iPadでの使用感に比べるとやはり反応が鈍くなっています。

Wacom Bamboo Stylus alpha ホワイト [Amazon] 1,432円
Wacom Intuos Creative Stylus 筆圧ペン ブルー [Amazon] 7,946円
Bamoo Stylus alphaおよびIntuos Creative StylusではiPad Air本体に触れるようにして使用すれば感度がぐっと良くなるので、少し使い方に気をつければ気持ちよく使えるスタイラスペンだと思います。より細いペン先デザインになった「Bamboo Stylus solo 2013モデル」はiPad Airではほとんど反応しませんので、避けた方がいいでしょう。

驚異的な細さを実現した静電気発生ペンJot Script


特殊な仕組みで極細のペン先を実現したJot Scriptスタイラスペンは現在入手困難。しかも対応アプリが限られているので、しばらく様子をみてから検討してもいいと思います。
感度は使用したペンの中でトップクラス。精度に難があるので細かい文字を書きたいという人ではJot Pro Dampeningのほうが安定して書けます。今後のバージョンアップに期待したいタイプのペンです。
Jot Script | EvernoteとAdonitとのコラボで実現した極細iPadスタイラスペンレビュー [前編]

文具感覚で使えるSMART-TIPは太くても感度良好


3色ボールペンに取り付けて使えるSMART-TIPはペン先が太いというデメリットはありますが、ボールペンと一緒に持ち歩けて感度もしっかりしているのでスタイラスペンの使用頻度が少なめな人におすすめです。
太いペン先でもPogo Connectのような硬めのペン先は感度が悪いようです。

SMART-TIP : 3色ボールペンに取り付けるだけでiPadスタイラスペン機能を追加できるペン先パーツ[レビュー]

新型デザインのSu-Penはやっぱり保護フィルムとの相性が悪いこともあって旧iPadに比べて感度はかなり低下しています。iPad Airに手を添えていても感度が鈍いときもあるため、保護シートなしで滑りのよいペンを使いたい人向けです。

Su-Pen 2013年新モデル|20%小さくなってiPad miniでの感度も改善。導電繊維ペン先のすべりの良いスタイラスペン【レビュー】

以上、iPad Airでのスタイラスペン使用感の比較でした。
基本的には透明ディスク型が一番おすすめですが、ペン先の感触が馴染めない方は細めゴム型の中からBamoo Stylus alphaなど試してみてはいかがでしょうか。

※リンク先の製品などはご自身で内容をご確認の上でご利用下さい。

 
 

コメント