iPen 2 | iPadを液晶ペンタブに変えるレシーバー型スタイラスペン第2世代最新モデルを徹底レビュー [前編]


iPadをペンタブに変えると話題になった「iPen1」。線の精度が悪く、期待が大きかっただけに失望感も強かったスタイラスペンですが、今年ついに「iPen2」となって帰ってきました!
発売が大幅に遅れたものの、iPen1での問題点はきっちり改善されているようです。
まずはファーストインプレッションをお届けします。

iPadモデルはiPad4とiPad Airのみ対応


今回レビューするのは、Kickstarterで出資して手に入るパッケージになります。
2015年1月現在、対応アプリとしては、CalibratoribisPaintZoom Notesの3種類がリリースされています。


また、iPadに取り付けるレシーバーは、Lightinigコネクタ版のみリリースされていて、iPadを固定するためのホルダーがiPad4・iPad Air向けの2種類付いてきました。

IPad miniやiPad Air2にはまだ対応していないようです。

パッケージに同梱されていたものは、以下のようになります。
※ホルダーは通常1個しか付属しません。

  • レシーバー
  • ホルダー(iPad4とiPad Air向けの2種類)
  • スタイラスペン
  • 充電用USBコード( マイクロUSB〜USBコード)
  • スタイラスペンの交換用チップ 2個
  • 説明書

スタイラスペンはJot TouchやIntuos CSなどと比べて、かなり細くて軽いです。
説明書は英語のみで、あまり詳しい説明はなく簡素なものでした。

充電とペアリング、キャリブレーション


ではスタイラスペンをiPadで使うための準備を行います。

初めにペンをレシーバーにセットしたあと、レシーバーにUSBコードをつないで充電します。レシーバーをiPadにセットしまま充電すれば、iPadも同時に充電する事もできます。
ペンを満充電するにはiPadの充電器を使用して、大体1〜2時間くらいかかりました。
使用時間などについては、公表されていないようです。


続いてiPadとのペアリングはCalibratorアプリで行います。iPadにレシーバーをセットした状態で、[Pair]ボタンをタップします。ペアリングできないとき、切断されてしまったときは、再度レシーバーを付け直し、必要に応じてペンの充電を行ってから再度ペアリングします。


最後にキャリブレーション(描画位置のズレを補正)を行います。画面上の四隅に表示されるポイントをペン先でタップ長押しします。ポイントがオレンジ色に変わったら、補正完了です。


キャリブレーションを確認するため、Calibratorで試し書きします。

パームリジェクションや筆圧感知も動作しているか確認できたら、アプリを終了します。
Calibratorでキャリブレーションすれば、描画位置の補正は他のアプリにも適用されます。

iPen1のときは全てのアプリでキャリブレーションしていたので、かなり楽になりました。

描画の精度は大幅に進化していた


まずはibisPaintで試し書き。

初めて描いてみての感想は「滑らかで正確」。iPen1では描画位置がブレたり、線が波打つなどセンサーの不具合が目立っていましたが、iPen2では全くそういったストレスは感じませんでした。透明なペン先チップは見やすく、ペンの傾きでズレるようなことも殆どありません。
アクティブ方式のペンより精度が良くブレもない。描いていて楽しいです。

気になったのは、筆圧感知に対応したことで、少し押し込まないと描画できないこと。筆圧の加え方は、PC向けペンタブレットのものとはかなり感触が違うと思います。
また、画面に接触したときに、カシャカシャと音がするため気になる人はいるでしょう。ペン先チップは樹脂製なので、画面に対して滑りやすいという点も惜しいところです。

部屋の電気が明るいと、レシーバーの反応が悪くなるため、作業中にアラートが出ることがしばしばありました。途中で接続が途切れてしまうことも何度かあり、やはり出たばかりなので不具合があるようです。
今後のアップデートではやく改善されることを期待します。

以上、iPen 2のファーストインプレッションでした。
レビュー後編では、もう少し使い込んでみた使用感と、iPad4とiPad Airでの使い比べも行う予定です。

ご質問などあれば、下のコメント欄にどうぞ。

iPen – Precision weapon of mass creativity – Cregle, Inc

iPen 2はCregleのメーカーサイトから購入できますが、現在は入荷持ち状態で、予約のみ受け付けているようです。

▼Amazonで通販が開始されました。iPad Air向けとiPad 4向けの2種類(固定するホルダーの違い)が選べます。
Cregle iPen2 【 アップル社公認の高性能タッチペンです】(iPad Air用)

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コメント

  1. Mugen より:

    貴重なレビューありがとうございます。ぜひ、ずーむノートでの書き心地や、他のタブレット(Microsoftサーフェス)などとの比較もしていただけるとたすかります。

    • Necojita より:

      Mugenさんこんにちは。

      Surfaceとの比較はできませんが、iPadアプリでの検証はひととおりやってみます。
      iPad4よりはiPad Airの方が動作はキビキビしてますね。

      接続の不具合もあって少々時間がかかりそうです。

  2. Hobum Jin より:

    Hi, I’m Hobum Jin. I read your post and twitter by goolge translator. My Ipen2 also has same connection problem like you. After the calibrator updated, the connection is really horrible. When I wrote with the stylus in Zoomnotes, it doesn’t work soon.

  3. ざっくす より:

    猫舌さんいつも楽しく拝見させていただいております。
    以下のことをここに書き込んで良いものか迷いましたが、ほかにも良く似た症状の方がいらっしゃいましたら情報共有出来ればと思い書き込ませて頂きます。
    もし、不適当とNekojitaさんが判断されましたら削除お願いします。

    以下本文

    私もipen2買いました。正確な描画は凄いと思いibisPaintで楽しんでたのですがあまりにもアラート発生がひどい。
    CalibrationError、WeakSignal、ExtraLightDetected等
    また、アラート無しで、描画中に突然描けなくなる。レシーバーをiPadから一度抜いて再度接続すると、描画が再度可能になる。しかし、何回も続けているとpairが切れる?
    のか全く受け付けなくなったり。
    私の製品が初期不良なのでしょうか?
    猫舌さんや、ここを拝見されている他の方で良く似た症状や改善方法など何か情報はありませんでしょうか?
    サポートに問い合わせた所
    フル充電(3.5hr必要らしいです)→iPadCalibraterでpair→Calibration→再度トライしてみました。しかし、未だ解決してません。
    何か情報有りましたらコメントお願いします。

    • Necojita より:

      ざっくすさん、コメントありがとうございます。
      iPen2は精度を優先して、照明が強い環境ではアラートが表示されます。
      大抵はレシーバーを指し直せばうまくいきますが、どうしても再接続に失敗する場合は初期不良と考えられそうですね。