iPadでお絵描き上達を目指して自分が描くときに気をつけていることや、参考になったことなどをご紹介していきたいと思います。
今回はドラゴンなどのモンスターを描くときに、歯並びで気をつけていることなどをまとめてみました。
歯並びはドラゴンの雰囲気を決める
歯並びはドラゴンやモンスターを描くときに、印象を決定づける重要なパーツです。凶暴さ・知性などその生物の個性を表現するために、牙や歯並びからデザインを決定することもよくあります。
自分のデザインで描くときにも、基本的な歯の並び方を抑えておけば、アレンジしたデザインにも説得力が出てきます。
立体感とパースを意識して犬歯を配置する
歯並びの中でバランスを決めるのは犬歯(長い牙)だと思います。
犬歯の配置をパースに合わせて考えるのがよいでしょう。
バランスを決める犬歯をパースに合わせた場所に配置します。それ以外の小さな牙は多少ばらつきがあっても、犬歯を揃えておけばバランス良く見えます。
牙の重なり方にも注意しましょう。
手前の犬歯を挟んで左側と右側で重なりを意識して描きわけると重厚さが出ます。
噛み合わせが気になるときは犬歯を斜めに
上記の方法ではやや綺麗に並びすぎて、上下の歯の噛み合わせがかち合うイメージがあります。もう少し自然な噛み合わせを演出したいときには、犬歯を少し斜めに生やしてやるといいでしょう。
上の図は実際の犬などの歯並びを意識して調整したもの。歯が斜めに生えていると噛んだときでも犬歯は交差します。その場合下顎を大きくしたり、小さくするなど工夫するとさらに自然なデザインになります。
まとめ
ドラゴンや龍といった空想の生き物を描くときには、自由に描くのが1番楽しいものです。しかしもうちょっとリアルに描きたいと思ったときには、実際の動物の歯並びなどを参考に描くと一味違ったデザインに仕上がるはずです。
以上、「歯並びで考えるドラゴンの描き方」でした。
↓今回はProcreateで描いたスケッチを元に解説してみました。
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