Astropad 2.0アップデート | ブロックノイズを大幅に軽減。高速化された描画でさらにMacを液晶ペンタブレット化する

iPadの画面からMac上のアプリを操作してお絵描きや画像編集ができる「Astropad(アストロパッド)」がメジャーアップデート。弱点だったブロックノイズの大幅な削減、タッチ操作での移動やズーム機能の強化が行われています。

今回はiPad ProとApple Pencilを使っていくつか対応するアプリを試してみました。

待望の大型アップデート

描画中やキャンバスのズーム時に発生していたブロックノイズが軽減されました。

またCPUやメモリの最適化などでMacBookなどのモバイルノートを使用する際の、バッテリー節約ができるようになったことも大きな進歩と言えそうです。

以下今回のアップデート内容です。

高性能液体アップグレード: ピクセレーションを削減今 3 倍高速に実行と大規模な液体コア技術を搭載し、

新しい速度制御: バランス画質と遅延を 1 秒あたりのネットワーク条件数十を分析

3 倍未満の CPU と 4 倍より少ないメモリを使用します。

また長いことができますセッションを動作し、長いバッテリ寿命

洗練された圧力曲線: 自然な描画感じのアーティストによる手作業でチューニング。

ソフトウェアの互換性を強化: を含むより多くのプログラム全体でパンとズームのジェスチャをサポートしています: Affinity Designer, Art Rage, Clip Studio, Lightroom, Mischief, Sketchbook Pro

隠されたカーソル: 描画時にカーソルを自動的に隠す設定オプション

更新された UI: なめらかな新しいルック アンド フィール

ユーザーインターフェイス変更と初期設定にカーソル非表示モードを追加

ツールパネルなどのデザインが半透明の白いものへと変更され、最新のMacインターフェイスと相性が良いものになっています。

「描画中カーソルを隠す」設定をオンにすると、カーソルが非表示になります。カーソルが表示されると気になってしまう人や、アナログ感覚で使用したいアプリなどで効果的な機能だと思います。

使用するアプリによってはオフにならないものがあるようです。

Clip Studioなど対応アプリでの使用感

私はMacでClip Studioなどのアプリを頻繁に使用しているわけではないのですが、筆圧の反応やタッチ操作は非常に良くなったなという気がしています。いくつかのアプリで試しても大きな不具合は無く、修正や最適化が進んでいるのが実感できました。

以下にそれぞれのアプリを使用して気になったところをあげておきます。

ツールボタンはすべて対応しているわけではない

画面端に表示できるツールボタンには、消しゴムやブラシサイズUp/Down、ズームイン/アウトなど便利なものが用意されています。

しかし、Clip Studio Proで使うとブラシ切り替えボタンは水彩ブラシに固定されるため、鉛筆と消しゴムを切り替えるような使い方ができません。

またSketchBookでは表示されているものとは別のツールに切り替わってしまうこともあり、本格的に使うことはできませんでした。

せっかくいいものが目の前にあるのに使えない、歯がゆい感じです…。使用するアプリがタブレット向けのインターフェースでないためショートカットボタンの有無が使用感に影響してきます。

描画の遅延は使用するMacの処理性能に左右される

長いストロークや素早く何度も動かすと多少の遅延はありますが、Astropadの画面上では赤紫の線で捕捉されるように工夫されています。多少のラグがあっても描く上では問題ありません。

細かく描いているときには、遅延は感じられず精度も充分です。

有線の場合の描画速度はやはりMacの処理性能によるところが大きく、古い機種ではアップデートでの高速化はそれほど期待できないと思います。

それでもネット上では「かなり向上した」という意見が多いので意外に古いMacでもある程度は実用性があるかもしれません。

(El Capitanでは遅いという人もいるので、OSによって違いが出るかもしれません)

一方でWiFi接続の速度はかなり向上している気がします。私のちょっと前のMac miniでは有線に近いくらいの描画速度でした。

ブロックノイズは大幅にカット。指での移動やズームも改善

ブロックノイズの軽減については、アップデート後に使ってすぐに実感できました。

また2本指を使ったズームや移動は対応アプリで問題なく動作します。個人的にはこの機能の強化は非常に嬉しいですね。

以下のアプリが対応します。

  • Affinity Designer
  • Affinity Photo
  • Art Rage
  • Clip Studio Paint
  • Lightroom
  • Mischief
  • Autodesk Sketchbook

メディバンペイントでもズーム・移動は可能でした。

今後に期待できる良アップデート

今回のアップデートですべてが解決したとは言えませんが、気になった部分はソフトの改良で何とかなる範囲なので今後に期待できます。

アップデートで良かったところ

  • 筆圧のコントロールが気持ち良くできる
  • ブロックノイズは大幅に削減
  • タッチ操作でのズームや移動が実用的になった
  • インターフェース改善やカーソル非表示モード
  • パームリジェクションが完璧

改善してほしいところ追加してほしい機能

  • ツールボタンの動作
  • タッチ操作でのキャンバスの回転
  • キーボード入力

アプリが日本語化されたことも良い傾向ではないかと思います。日本のユーザーからもどんどん要望を出して、アップデートに反映されていくよう期待したいですね。

動作確認をしたい場合は以下のiPhone版Astropadをご利用ください。無料で利用できます。

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