iOS10の新機能の中で今回は「Markup」の使い方を解説します。
写真にちょっと文字や線を入れるだけでは勿体無い、賢い図形補正機能やベクター形式のポイント編集機能など表には見えない凄い機能を備えています。
これを見て「Markup」をマスターすれば、もう他の画像加工アプリは不要になるかもしれません。
「Markup」はアルバムとメール内の添付写真で使用可能
「Markup」を使うには、まずアルバムで写真を表示して右上に表示されている「編集」アイコンをタップします。(iOS10からアイコンになりました)
編集メニューの1番下のアイコンをタップすると、「Markup」を選択できます。表示されていない場合は、「その他」をタップしてリストから追加しましょう。
3種類のツールを活用して写真を加工しよう
使用できるツールは3種類。ペンツールでは写真の上にフリーハンドで線を引けます。ルーペツールは写真の一部を拡大表示。テキストツールは、文字を写真に合成します。
以下、それぞれのツールについて詳しく解説していきます。
「ペンツール」色と太さを選んで自由に書けるペン
ペンツールは色合いと太さを選んで使用できます。ペンの太さは3種類、色合いは8種類。写真の色に合わせて変更しましょう。
Apple Pencilを使うか、3D Touch対応のiPhoneでは筆圧に合わせて太さが変化します。
書いた線はベクター形式のストロークに変換
写真の上に書いた直線は、その後に画面下側に表示される「補正ボタン」で、ポイントで編集できるベクター形式のストロークに変換できます。
ベクター形式に変換された線は、ポイントをドラッグして編集できます。
青い点をドラッグして線の両端の位置を移動できます。
緑の点は線の中央のカーブを調整できます。
他にも四角形や円などの図形、ハートや星、矢印のような記号も「補正ボタン」できれいに描けます。なぜかハートだけは線の中が塗りつぶされます。
補正の精度はかなり高く、雑に描いても認識してくれます。
吹き出しも背景を白く塗りつぶした状態で補正してくれます。
タップして文字を入力できます。緑の点をドラッグして吹き出し先を調整することもできます。
書いた線はタッチすると編集できる
写真の上にペンツールで書いた線は、消しゴムで消したりできません。代わりにタッチすると選択&編集できます。
表示されるメニューから「削除」と「複製」が選べます。
選択中の線は、青い点で四隅を囲まれています。そのままドラッグして移動したり、青い点を動かして拡大縮小または回転できます。
→次のページではルーペの活用法とテキストツールの解説
コメント
個人的にはごちゃごちゃするだけなのでいらない機能かな。
それより、ダークモードを搭載して欲しかったです。白色は目にきついので。
メモアプリキラーですね。
仕事がら写真に注釈入れることが多いので
Note Always使ってるけどよく落ちるし、こっちに切り替えよてみます。