MacでMacOSとWindowsを切り替えて使えるように、iPadでもiOSとWindowsが使えたらきっと便利でしょう。そんな夢を実現する製品「Wi board」がKickstarterに登場。キーボードにOSを内蔵したところが非常にクールです。
キーボード内にWindowsを内蔵すれば全部解決する
iPadにWindowsを表示できる製品は、「Kangaroo」が既にあります。基本的にはiPadに専用アプリをインストールして、有線か無線でリモート表示する仕組みです。
しかしもっとスマートな方法で解決したのが「Wi board」です。キーボードに全て内蔵してしまえば、Windowsを使わないときでも役立ち、モバイルバッテリーとしても活用できます!
1台4役のスーパーキーボード
「Wi board」はBluetoothキーボードとWindows機としての役割の他に、iPadカバーになる薄さとモバイルバッテリーの4役をこなします。
この4つ機能をわずか0.8kgで持ち歩けることが大きな魅力となっています。
デザインはシルバー、ブラック、ホワイトの3種類
デザインは3種類。iPadに合わせたシルバー(アルミニウム)、ブラック、ホワイト(プラスチック)が選べます。
選べるスペックと対応iPad
低価格のモデル(219ユーロ)ではIntel Atom Processorに4GB RAM、64GBストレージを搭載。最も高額なモデル(389ユーロでiPad Pro 12.9インチ対応)ではIntel Core M3に4GB RAMと128GBのストレージが採用されています。
さらにiPad2〜4向けとiPad Air/Pro 9.7インチ、iPad Pro 12.9インチ向けのデザインが選べます。(Androidタブレット向けのモデルもあり)
各モデルはUSBポート2つ、HDMI、MicroSDカードスロットを1備えています。
Apple Pencil対応で欲しい…
↑解説動画ではSplit ViewでWindowsとiOSを同時に使うシーンも見られます。
「Wi board」があれば、WindowsタブレットとiPadを両方持ち歩くよりもスマートではありますが、購入するならやはりApple Pencilに対応して欲しいですね。
現状ではiPadをモニタにする方法で、Apple Pencilが実用レベルに達しているアプリは「Astropad Graphics Tablet」しかないと思います。
もしWindowsにも対応したAstropad級のアプリが出れば、本当に夢の2 in 1マシンが完成するかもしれません。
「Wi board」のKickstarterへの出資は以下のページから行えます。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Wi board – turn your Tablet/smartphone into a Windows laptop by Hai Ha Nguyen — Kickstarter
Astropadのレビューは以下のページに掲載しています。
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