iPad向けペーパーライク保護フィルム3種を書き比べ。紙とペンのような摩擦でApple Pencilを使おう


今回は、現在販売中の3種類のiPad Pro 9.7インチ向け「ペーパーライク保護フィルム」を比較してみます。「ペーパーライク保護フィルム」はApple Pencilで描く感触が「紙とペン」のようになる保護フィルムです。
Apple pencilを好みの摩擦で使いたいヘビーユーザーにおすすめです。

ペーパーライクフィルムとは?

そもそもペーパーライクフィルムとは何でしょうか。iPad ProでApple Pencilを使うのは、ガラスの画面に樹脂製のペン先の組み合わせになり滑りやすいという欠点を抱えています。そこで液晶画面の保護や光沢を調整するなどの効果に加えて表面に凹凸をつくることで滑りにくくするのがペーパーライクフィルムです。スタイラスペンを使用するときの摩擦を紙とペンに近づけて、ペン先の繊細な操作を可能にします。
逆に以下のようなデメリットもあることを留意しておくべきです。

  • ペン先が削れやすい
  • 画面が白っぽく見える
  • ペン使用以外での操作で指の滑りが悪い
  • 使用時に摩擦の音がある

3種類のペーパーライクフィルムを徹底比較!

今回使用するのは現時点で手に入る以下の3種類。いずれも気泡レス・アンチグレア・シリコン素材による自己吸着・ハードコートなど基本性能には違いがありません。

3つのフィルム製品の基本情報

製品名価格サイズ厚み形状
エレコム2,678円19.3×28.4cm0.6mmホーム下切り取り
PDA工房1,674円20×28cm0.2mm上部左右に穴
Clear View1,280円21.3×30cm0.4mmホームとカメラ下切り取り

※価格は執筆時のAmazonでの販売価格です。


3種類のフィルムのカット形状には、上の図のように違いがありますが、それによって使用感が変わるようなことは少ないと思います。

以下にそれぞれのフィルムの具体的な使用感について述べていきます。主にProcreateNote AlwaysといったメジャーなアプリをApple Pencilで数時間使用してみました。

各フィルムの使用感のレビュー

ELECOM(エレコム) ペーパーライク保護フィルム

大手メーカーの製品ということもあってパッケージや付属品もしっかりしています。他の製品と比べて価格もやや高めになっていますが、最も安心して購入できる製品だと思います。エレコムは以前からWacomの液タブ向けに多数の製品を出しており一定の評価があります。

表面の質感は3種類の中では1番粗いようです。不規則なザラつきがあり頑丈な感じがします。ゴリゴリっとした感じが好きな人向けですね。
紙にペンで描くような自然な描き心地と言うよりもっと硬めの感触。でも描きやすさでは満足できるはずです。

PDA工房 ペーパーライク保護フィルム

エレコムのフィルムよりは少しだけザラつきが弱めですが、ほぼ同じような感触で使えます。均一な凹凸があるように感じられます。
しかし照明の反射がやや強め。白っぽくは見えませんが、青みが強いように思います。動画視聴や通常の使用で気になる人はいるかもしれません。

ClearView(クリアビュー) 液晶保護フィルム

上記2つのフィルムに比べるとゴリゴリした感触が少ないため物足りなさはありますが、自然なザラつきです。
画面の透明度が高いようでスッキリ見やすい。ペン使用時の「サリサリ」っとした音はありますが、最も違和感が少ない製品だと思います。

一方で低価格も魅力的ですが、そのぶんパッケージが簡素で手元に届くまでに折れたりしないのか少し気になります。付属のクリーナーやヘラも小さくて使いにくいため、別に用意しておく方がいいでしょう。

まとめ

個人的な使用感としては「ClearView(クリアビュー) 液晶保護フィルム」が最も好みでした。画面の見やすさと最小限の摩擦のバランスが良かったですね。付属品やパッケージはショボいのですが、そこは我慢しましょう。

よりザラつきが強い方が好みなら「ELECOM(エレコム) ペーパーライク保護フィルム」です。ゴリゴリ描きたい人なら満足度が高いと思います。

「PDA工房 ペーパーライク保護フィルム」は反射や色合いが気になりました。フィルムのカット

今回試した3種類のフィルムは、いずれもペーパーライクフィルムとしての役目を果たす一定の基準はクリアしています。どれを選ぶかは微妙な使用感の違いとなるでしょう。

このレビューがフィルム選びのお役に立てればと思います。

↓追記:新製品についてレビューを追加しました。

ペーパーライクフィルム以外では、反射を防げてクリアな「パワーサポート」がオススメです。

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