すでにリリースされているPhotoshopクラスの画像編集アプリ「Affinity Photo」。そのベクターグラフィック版のアプリ「Affinity Designer」のiPad版の開発中の画面が公開されました。
iPadでのIllustrator的な存在となりえるのか、クリエイターの間で注目されています。
Affinity Designer開発者のMatt Priestley氏がティーザー動画を公開
Affinity Designerの開発者であるMatt Priestley氏が、自身のTwitterで開発中のiPad版アプリの動画を公開しています。
Affinity DesignerはMac/Windowsではすでにリリースされているアプリですが、直感的な機能と操作方法でイラストレーターに人気のアプリとなっています。
投稿された動画の内容は、タッチ操作でツールの動作を紹介する程度のものですが、いずれApple Pencilを活用した操作方法も加わるのではないでしょうか。
動作しているのは新iPad Proの12.9インチで、さすがに動作がキビキビしています。線の太さや種類の調整などもリアルタイムで変化しています。
やはりインターフェースはAffinity Photoと共通のものとなっています。
2本指でのピンチズームもなめらかで高速です。
ここまで軽快に動くならイラストレーターが仕事で使うにも充分なパフォーマンスではないでしょうか。
iPad版Affinity Designerが対応する端末はiPad Air2以降のiPadモデルとなる見込みです。
AffinityシリーズがiPadで定番アプリとなるか?
Affinity Photoに続いて、Afiinity DesignerもリリースされるとなればiPad Proで本格的に仕事に使いたいクリエイターにとって嬉しいニュースです。
PhotoshopとIllustratorを置き換える存在になれるか期待したいですね。
しかしアプリはまだユーザー向けのベータテストも始まっていない状況なので、リリースまではまだまだ時間がかかりそうです。
年内に出るかどうか?公式の発表を待つのみです。
ひとまず今年はiPad版Affintiy Photoのアップデートに注力して欲しいと思います。文字化けなく日本語のテキストが読み込めて、縦書きなどの機能も加われば、本当にiPad Pro上ですべての仕事が完結できそうなのですが…。
コメント
astropadでMacのAffinityDesignerを使ってみたのですが、ペン入力がうまくいかないことと、数値入力が面倒なので結局マウスでやってます。これさえなければかなり使えたのですが…。
それとastropadだとGPUにかなり依存しているようで、Designerの設定でGPUを内蔵のものにすると、極端に処理が遅くなります。
iPad版の動作はすごいで速いですねえ…。
Mac版もこれぐらい速いのですが、オブジェクトを動かした時に線に対して塗りが遅れてついてくる感じなので、その辺どうなのかなあって感じです。これもGPUを使わないと、遅延がよりひどくなります。(Windowsの評価版を試したのですが、CPUとGPUが良いからか、ほとんど遅延発生せず…。乗り換えたいぐらい速いです。)
webへの書き出し機能がついていたら絶対欲しいです。
iPadのPhoto版はweb書き出し機能ついてるのかよくわからないんですよねえ…。
iPad版のAffinity DesignerにはWeb書き出しが付きそうですね。
操作性に関しては、Apple Pencilとタッチ操作でどれくらい効率化できるのか気になります。
マウスとキーボードの組み合わせにはなかなか勝てないかもしれませんが、Apple Pencilを生かした作業ができれば価値はあるかなと思っています。