PC向けソフト「ゆめいろえのぐ」でも知られる開発者KengoLabさんから、「彩えんぴつ」のアップデートが5年ぶりにリリースされています。
「彩えんぴつ」はiOS向けの本格派色鉛筆アプリ。アナログ感のあるリアルな色鉛筆ツールが魅力です。アップデートではUIが刷新され、最新のiOS10以降に対応しています。
キャンバスを選んで色鉛筆スケッチ
まずはキャンバスのサイズや向きを選びます。
プリセットから好きなものを選ぶか、「その他 → カスタム」で数値を入力してカスタムサイズでキャンバスを作成できます。
カスタムサイズでは最大4,096×4,096ピクセルまで指定できます。
レイヤーはキャンバスサイズに関わらず、最大16枚まで扱うことができます。
画面の上部にあるツールアイコンをタップすると、ツールボックスが開き、色鉛筆の色合いやサイズを変更できます。一定のサイズごとにボタンが用意されていて、好みのサイズをすぐに選べます。
ボタンをタッチしたまま左右にドラッグするとサイズを細かく調整できます。上下にドラッグすると明るさが変化します。
※ツールアイコンをタッチしたまま左右にドラッグしてもサイズを変更できます。
また、ツールボックスの下部には「消しゴムツール」「ぼかしツール」のボタンが配置されています。
「ぼかしツール」を使うとやや黒ずんだ感じにぼけて、アナログ感のある雰囲気が出ます。「消しゴムツール」も消しゴムで消したような柔らかい消し跡です。
※ツールアイコンをすばやく左右フリックすると、色鉛筆→消しゴム→ぼかしの順に切り替えることができます。
Apple Pencilなら筆圧感知や傾きの変化に対応
画面上部にある「筆圧調整」アイコンをタップすると、スライダーが表示されます。このスライダーを左右にドラッグすると色鉛筆の濃さを変更できます。
Apple Pencil使用時は筆圧に合わせて濃淡が変化、傾けると太さも変わります。
まさにApple Pencilが色鉛筆のように感じられて楽しいですね。
キャンバスの質感を変更する
右上のアイコンからはキャンバスで再現する紙の種類を変更できます。AからDまで4種類あり、それぞれ紙の目の粗さなどが異なります。
好みに合わせて変更しましょう。
紙の種類は描いている途中でも変更できます。
写真から線画を抽出して色ぬりできる
色鉛筆で塗り絵だけ楽しみたい方には、写真から線画を作成する機能がおすすめです。
写真のコントラストから線画を抽出して、塗り絵を作り出せます。
線画は1枚のレイヤーとして読み込まれるため、線を消したくない場合は、色ぬり用にレイヤーを追加しておきましょう。
色鉛筆画を作るならやっぱり「彩えんぴつ」!
5年もの間アップデートがなかったため、iOS11ではもう使えなくなってしまうのかと心配されていた方もいるはずです。
でもiOS10に対応したことで今後も使い続けることができます!さらにApple Pencilと3D Touchに対応したので、iPad ProでもiPhoneでも筆圧感知を使って思い通りの色塗りができます。
お絵かきの癒しの側面を実感できるアプリ「彩えんぴつ」をぜひお試しください。
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