ペイントアプリ「Procreate」の最新バージョン4.1からキーボードショートカットにもいくつか新しいものが追加されています。今回はすべてのショートカットを機能別に分類して解説していきます。
Bluetoohキーボードなどをご利用の際にはぜひお試しください!
キーボードショートカットの確認方法
各アプリで使えるキーボードショートカットは、BluetoohキーボードやSmart Keyboardなどの外付けキーボードで⌘(コマンドキー)を長押しすると表示されます。これはiOSのどのアプリでもそのように設定されています。
「Procreate」には現時点では19個のショートカットが用意されています。以下にその内容を詳しく解説していきます。
ツール系ショートカット
- ⌘ + K : アクションのポップオーバーを開く
- ⌘ + U : HSBの調整モードに入る
- ⌘ + B : カラーバランスの調整モードに入る
- S : 選択部分モードに入る
- V : 変換モードに入る
- B : ペイントツールを有効にする
- E : 消しゴムツールを有効にする
- L : レイヤーのポップオーバーを開く
- C : カラーのポップオーバーを開く
メインの描画編集ツールのショートカットです。
「ポップオーバーを開く」とはツールの設定ウィンドウを開くことです。再度キーを実行するとウィンドウを閉じることができます。
ペイントツールと消しゴムツールは選択中に再度キーを押すとブラシ選択ウィンドウが表示されます。
ブラシサイズの調整
- shift + ] : ブラシサイズを10%増加
- shift + [ : ブラシサイズを10%減少
- ] : ブラシサイズを5%増加
- [ : ブラシサイズを5%減少
- ⌘ + ] : ブラシサイズを1%増加
- ⌘ + [ : ブラシサイズを1%減少
- option : サイドバーの□ボタン
ブラシサイズの細かな調整ができるショートカットです。増加と減少のキーを混同しやすいかもしれませんが、スライダーを水平に配置したとき、左右の向きを矢印でイメージ(左向きが減少、右向きが増加)すると覚えやすいかもしれません。
「option」キーで実行できる「□ボタン」では、環境設定のジェスチャコントロールで設定した機能を実行できます。初期設定ではスポイトとなっています。「option」キーの長押しにも対応します。
定番の編集操作
- ⌘ + V : ペースト
- ⌘ + X : カット
- ⌘ + Z : 取り消す
- shift + ⌘ + Z : やり直す
「Procreate」に関わらずiOS全体で共通して使えるコピー&ペーストと取り消し・やり直しのショートカットです。Macでも定番ですね。
またレイヤー内の描画を選択中は、十字キーを使ってドット単位で上下左右に移動が可能です。
特殊な操作系ショートカット
- ⌘ + 0 : フルスクリーンモードを切り替え
- ⌘ + ; : 遠近法ガイドを切り替える
- ⌘ + A : 画面をコピー
- X : 前のカラーと現在のカラーを切り替え
- ⌘ + D : 動作中の選択部分を解除
- ⌘ + J : 選択部分を複製
- スペース : Quick Menuを切り替え
「遠近法ガイドの切り替え」や「カラーの切り替え」などは、イラストによっては頻繁に使用すると思います。キーボードショートカットでかなり効率化できるでしょう。
以上、キーボードショートカットの解説でした。
コメント
ショートカットキーの割り当てを
自分でカスタムは出来ないですよね?
こんにちは。
コメントありがとうございます。
ショートカットキーは固定されていて変更する機能はないです。
今のところクリスタくらいしか変更できるアプリはないかもしれません。
返信ありがとうございます(˘ω˘)
なるほど、、やっぱりそうなんですね、、笑
クリスタはPCでは使ってたんですけど流石に月額は厳しいですねぇ、
procreateのアプデ期待してます
アプデでカスタム出来るようになったら是非記事にして下さいね笑
カスタムできるようになったら真っ先に記事にしたいと思います!
ありがとうございました。