細かなブラシ設定や便利な描画機能が満載のペイントアプリ「Paintstorm Studio」が、バージョン2.32.1でついに日本語に対応しました!これまではPC版だけが日本語対応していましたが、ようやくiPadでも日本語環境で作業ができます。
私もこれまで英語表記でアプリを使っていましたが、日本語化されたことでずっと楽に機能を選べるようになりました。
待望の日本語を含む多言語化ライブラリを含むアップデート配信
PC版からかなり遅れての登場となりましたが、待望の日本語化アップデートが配信されました。ここまで対応が遅くなったのは何故なのかはわかりませんが、これで日本ユーザーも少し増えるのではないでしょうか。
リリース当初と違って今は「クリスタ」や「Affinity Photo」「Artstudio Pro」といった高機能アプリが揃っていますが、まだまだ試す価値はあると思いますよ。
言語設定はアプリ内でいつでも変更可能
アプリは日本語化されていますが、いつでも他の言語に切り替えできます。日本語表示に切り替わっていない方はここで変更しましょう。
切り替え方法は、ファイルをタップしてメニューを表示。
そのあと「言語を選択」をタップします。
あとは好きな言語をリストから選べばすぐに変更されます。現時点では以下の言語に対応しています。
- 英語
- ロシア語
- ポーランド語
- 日本語
- スペイン語
- イタリア語
- ドイツ語
- 中国語
- フランス語
- ポルトガル語
- 韓国語
レイヤー名を日本語で入力しても不具合はなし
レイヤー名を変更するにはレイヤー名の上でダブルタップ(後にタッチしたままで待つ)にするとテキスト入力欄が表示されます。レイヤー名も日本語で不具合なく入力できました。
残念ながらProcreateから出力したPSDファイルの日本語レイヤー名は非表示扱い。PaintstormからProcreateへは問題なくレイヤー名が渡されます。
Photoshopなど他のアプリとの互換性は?
iPad版Paintstormから出力した作品ファイルをMacのPhotoshopで読み込んでみましたが、日本語レイヤー名は文字化けしており有効活用できなさそうです。英語名では問題ありません。
またPhotoshopで作成した作品ファイルの日本語レイヤー名も読み込みできません。
そのほかiPad版「Affinity Photo」で読み込んだときでも同様の文字化けが起きるようです。
ブラシ設定など細かく調整できて沢山の機能を楽しめるペイントアプリ
「Paintstorm Studio」は完全に機能を把握しようとするとかなり敷居が高いのですが、アプリを弄っているうちに見つけた機能で描き方を試したりできるところは本当に楽しいです。
個人的には厚塗り向けのアプリだと思いますが、アナログ感を出したりアニメ塗りなど幅広く対応できると思います。
まだアプリを試したことがない方は、まずは無料版からダウンロードして触ってみるといいでしょう。
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