ペイントアプリ「Procreate」の5.1.2アップデートが配信されました。先日リリースのバージョン5Xで出た不具合修正をメインとした内容になっていますが、復活した「カラー変更」が話題となっています。多くのユーザーの声にメーカーが答えてくれた形となり、ようやくみんなが笑顔になれる5Xアップデートになりました。
今回のProcreate 5.1.2アップデート内容
This update includes some important fixes for Time-lapse and stability.
Fixes for Time-lapse colors, color profiles on non-HEVC compatible devices, and export compatibility
Recolor has been added to QuickMenu while we work on a new home
Reduced lag when painting with a Reference Image
Holding the Transform button will pinch zoom the layer contents
PDF export for CMYK color profiles
Unable to enter Background color values with the keyboard
Improvements to Pencil filters and layer mask painting
Improvements for Arabic user interfaces
Thanks for your feedback on Recolor. We’re listening and we love that you care.
先日リリースされた「バージョン5X」のアップデートで追加された機能と、不具合の出ていた既存の機能の修正をメインとした内容となっています。
タイムラプスでカラーが変わってしまう不具合は、困っていた方も多かったようで早めに解決してよかったですね。また一部のユーザーにとって重要な機能だった「カラー変更」の復活が叶い、とりあえず一安心といったところです。
QuickMenuからの「カラー変更」復活はあくまで臨時的な処置で、今後よりよい形になるよう開発していくとのことです。
復活した「カラー変更」を使う方法はQuickMenuのみ
戻ってきた「カラー変更」は以前は「調整」の中にあった機能ですが、現時点では応急処置的にQuickMenuから選択できるようになっています。
QuickMenuの設定はボタンを長押しするとリストから選んで好きなものに変更できます。アップデートすると選択できるアクションに「カラー変更」が追加されていますので、登録しておきましょう。
QuickMenuの設定については以下のページで詳しく解説しています。
Procerate 5Xの便利な機能を3つ紹介
プライベートレイヤーに画像を読み込み
レイヤーに写真を挿入するときにメニューを左方向にスワイプすると「プレイベート写真を挿入」という表示が現れます。これをタップしてから写真を挿入すると、タイムラプスに表示されない画像としてキャンバスに追加することができます。
下書きとして画像を読み込む時などに重宝する機能ですね。
カラーパレットを画像のドラッグから作成
画像からパレットを作る機能は過去の記事でご紹介しましたが、さらにパレットに画像をドラッグするだけでも簡単に作成できます!
基準の中の画像からでもスポイトできる
キャンバス全体のプレビューや資料の表示に便利な「基準」機能ですが、ウィンドウの中にある画像は移動や拡大縮小だけでなく、タッチ長押しで色をスポイトできるんです。
しかも「ジェスチャーコントロール」で長押しを別の機能に変更していても、「基準」の中ではタッチ長押しのスポイトが使えます。
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