Adobeが無料で提供しているiOSアプリ「Adobe Creative Cloud」がバージョン5.0にアップデート。iPadOSやiOS13の新機能であるカスタムフォントの管理機能に対応し、1300種類ものAdobe Fontsのインストールが可能となりました。アプリにはAdobeアカウントでログインする必要がありますが基本無料で利用できます。
Adobe Fontsから1,300種類がiPadOSにやってくる!さらに有料のプランによっては最大17,000種類が使用可能に
iPadOSに遂にAdobt Fontsが好きなだけインストール可能になりました!
高品質なフォントが1,300種類(欧文フォントを含む)も収録されており、アプリ内から自由にインストールと削除ができます。
Adobe Fonts のすべてのフォントが iOS で利用可能に*
Adobe Fonts の参照とインストール、Adobe Fonts を使用しての制作がスマホでも可能になりました。1,300 種類のフォントを無料で、Creative Cloud プランに加入すれば 17,000 種類のフォントをご利用いただけます。スマホでフォントのインストールとアクティベートが可能で、ドキュメントに不足しているフォントも探すことができます。ダークモード*
目に優しい表示方法です。また、デバイスのバッテリーの消費を節約することができます。注釈機能がさらに便利に*
Apple Pencil および PencilKit マークアップを使用して、手描きの注釈を追加します。その他のアップデート
バグ修正のほか、パフォーマンスと安定性も向上しています。*iOS 13.1 対応のデバイスのみ利用可能
Creative Cloud を利用すれば、外出先からフォントのインストール、ファイルの管理、チュートリアルの表示、アプリ検索を行うことができます。どこにいても、すべてデバイスからアクセス可能です。【Adobe Fonts のすべてのフォントが iOS で利用可能に*】
Adobe Fonts の参照、インストール、Adobe Fonts を使用しての制作がスマホでも可能になりました。1,300 種類のフォントを無料で、Creative Cloud プランに加入すれば 17,000 種類のフォントをご利用いただけます。ドキュメントで見つからないフォントがある時も、スマホからフォントをインストールして利用が可能になります。外出先でもすべてのデバイスでご利用いただけます。
有料のCreative Cloud加入者であればは、さらに17,000種類のフォントをインストールできるようになるそうです。対応するCreative Cloudのプランについては詳しくは公式サイトなどでご確認ください。
それぞれのフォントのインストール方法について特に難しい手順はなく、お目当のフォントをタップして、「フォントをインストールしますか?」と表示されたウィンドウ内で「インストール」をタップするだけです。
iPad設定アプリ内でもインストールしたフォントの確認と削除は行えます。
日本語のフォント を探す
フォントを探すときには右上にある「3つ並んだ点」のボタンをタップします。パネル内でリスト表示とグリット表示の選択や、日本語フォント(100種類程度あり)のみを表示する「日本語モード」の切り替えができます。
欧文も含む全てのフォントを表示するなら「デフォルトモードで参照する」を選べばいいのですが、数が多くなるため「フォントフィルター」を活用して絞り込むとより探しやすくなるでしょう。
Adobeフォントの利用規約について
インストールした「Adobe Fonts」は自分の作品内で個人利用、商用利用を問わず使用できます。加工したりすることも問題ありません。ただしフォントのみを扱ったり自分のWebサービス内で使用する場合などにはNGとなるケースもありますので、一度は以下の利用規約に目を通しておくとよいでしょう。
iPadでカスタムフォントを使用できるクリエイティブ系アプリ
先日の記事でもご紹介したとおりiPadOSのカスタムフォント機能は、実際にはほとんどのアプリで対応が済んでいませんっ!当然Apple公式アプリの「iWork」シリーズでは問題なく使えますが、サードパーティアプリではクリスタこと「Clip Studio Paint」と「 Drafts」くらいしか対応するものが見つかりません。対応アプリが増えてくれれば「Adobe Fonts」も生かせる場面が増えるので、各アプリ開発者の方々に頑張ってもらうほかありません。
とりあえずはiPad版Photoshopアプリ(不完全なバージョンとなるらしいので心配ですが)の近日リリースに期待して待ちたいと思います。
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