Procerateの次期アップデート「Procreate 5X」に情報が正式に公開されました。新機能としてスクリーントーン、グリッチ、グラデーションマップといったフィルターとペイントフィルター機能。顔にペイントしながら録画できる「FacePiant」などなどメジャーアップデート級のボリュームです。気になるリリース日はもうすぐ。今月21日(日本時間では22日の可能性もあり)です!
スクリーントーンやグラデーションマップなど多数の新フィルターを追加
今回のアップデートでは新フィルターが大幅に強化されているようです。厚塗りのイラスト作りに大活躍する「グラデーションマップ」、漫画イラストや印刷風のデザインに使える「スクリーントーン」、デジタルなノイズを加える「グリッチ」、カラフルでおしゃれな印象を与える「色収差」などいずれも今人気のあるフィルターばかりですね。
iPadOS14の新機能「スクリブル」でApple Pencilを使った文字入力も可能に。フォント編集機能も改良
iPadOS14はリリースされたばかりですが、新機能の「スクリブル」を活用してApple Pencilで手書きでテキスト入力が可能になります。またフォントの編集機能も改善されており、イラストもテキストもApple Pencilだけで快適に使えそうです。
カラーパレットは写真やカメラから自動作成!
カラーパレットを自分で作る必要はもうなくなりました。色がキレイだなと感じる写真やイラストがあれば、アプリに読み込むことで自動的にパレットを作りだしてくれます。
選択ツールに塗り潰しを選択できるモードが追加
選択ツールに新たに塗り潰し機能が追加されました。塗り潰しをオンにしておくだけで、選択範囲を完了すると自動的に選択色で塗り潰した状態になります。「自動選択」を用いて選択ツール内で塗り潰し作業が行えますから、カラードロップのジェスチャーが苦手という方には朗報ですね。
キャンバス全体の表示や資料を貼っておけるリファレンスウィンドウ
キャンバス全体を表示したり、イラストの資料として画像を貼り付けておけるリファレンス機能が追加。カラーパレット同様にフローティングウィンドウとなっており自由な位置に動かすことができます。またFacePaintのプレビュー表示にも対応します。
自分の顔に描いて遊べる「FacePaint」
「FacePaint」は全く新しいお絵かきアプリの使い方を楽しめます。描いているイラストをそのままカメラに映し出した自分の顔に合成できます。顔を動かしても認識してついてくることが確認できます。ただしiPadのカメラ性能に影響されそうなので、iPadとiPad Proでは性能に差があるかもしれません。
自分の顔にメイクをすることが多いYoutuberなどには凄く人気が出そうな気がします。
スナップ機能を使ってグラフィック制作の精度を向上
変形ツールにはスナップ機能が追加。またバウンティングボックスの編集機能も加わっているようで、図形の移動や加工がずいぶん便利になりそうです。今まではなんとなく合わせていた中央の位置や、図形の並びを正確に作れるようになります。
以上、公式ページで公開された情報をまとめて記事にしてみました。近いうちにリリースされるようですので、楽しみに待ちたいと思います!
アップデートは21日予定。無料アップデートになりますが、5Xを使用するには最新版のiPadOSにアップデートしたiPadを用意してください。
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