iOS10で追加されたiMessage(メッセージ)アプリの新機能「ステッカー」を自分で作れるアプリをご紹介します。オリジナルのステッカーで特別な気持ちを伝えたり、メッセージをもっと楽しみましょう。
ステッカーと画像の添付はちょっと違う
メッセージアプリ上での見た目としては、画像添付とあまり違いが無いように見えるステッカーですが、実は大きな違いが1つあります。
ステッカーはタッチしてもアルバムに保存できません。これは有料ステッカーもあるため当然といえば当然ですが、オリジナルのステッカーをアプリで作ることは、複製できない・好きな形で作れるため画像添付とは違う価値があると言えます。
Zen Brush 2で作るステッカー
水墨画アプリの決定版「Zen Brush 2」を使えば、手書きのイラストをステッカーにできます。
メッセージ内でも、アプリで使える滲みやカスレのあるリアルなブラシを使って描けます。もちろんApple Pencilを使って筆圧を生かした描画が楽しめますよ。
操作方法
画面の左上の黒い丸の部分をタップすると、ブラシの種類を変更できます。(横のスライダーはブラシサイズの変更)
ブラシは黒と赤の2色を選べます。その横に消しゴムツールもあります。3種類の墨の濃さと、筆の水の量(カスレ・普通・にじみ)の変更が可能です。
右上には、「元に戻す」ボタンと背景の変更、メッセージに作品を貼り付ける「送信」ボタンがあります。
背景のパターンはメッセージ用に作られたものが採用されています。全部で30種類用意されています。
「送信」するときは2種類の方法が選べます。
「イメージ」で送信すると画像として貼り付けるので、相手は画像を保存できます。「ステッカー」では相手は画像を保存できず、色んな形で透過処理ができます。
Assemblyで作るステッカー
Assembly – Design graphics, stickers and logosは図形を組み合わせてベクターイラストが作れるアプリです。アプリにはそのまま使えるステッカーがたくさん収録されていますが、カスタマイズしてオリジナルの素材を作れるのでチャレンジしてみましょう。
このアプリではZen Brush 2と違って、メッセージ内ではステッカーを作れません。アプリを起動してステッカーとして保存します。
Assemblyの使い方
アプリを起動したら、「+ Create New Sticker」をタップしてステッカーを新規作成します。
編集画面です。
今回は収録されているステッカーをベースにカスタマイズしてみます。リストから好きな素材を選んでタップ。キャンバスに追加されます。
キャンバスに追加された素材は、目や鼻などパーツに分かれています。タップして選択したパーツは点線で囲まれます。右上の丸い点を動かして回転できます。
それぞれのパーツは1つずつタッチして編集するか、タッチ長押し→ドラッグして複数選択してグループ化してから編集します。
画面下の「Style」タブを選択すると、パーツの色や線の幅・影を変更できます。
「Txet」タブからは文字を追加できます。
テキストは文字間を調整でき、グループを解除すれば一文字ずつパーツとして扱えます。
あとは「My Sticker」に保存しておいたイラストを、メッセージアプリから選択できます。無料で使えるアプリですので、ぜひ気軽にお試しください。
→次のページでは画像編集してステッカーを作れるアプリを紹介
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