パソコンからiPadへ、PDFなどのファイルを保存したいときありませんか?クラウドサービスを使って同期する方法はたくさんありますが、もっと簡単な方法もあります。
ここでは無料アプリ1つで手軽にiPadにファイルを保存する方法を詳しく解説します。
WiFiネットワークを使ってパソコンからiPadにファイルを転送しよう
iOSはファイルをアプリごとに管理するため、画像やテキスト以外のファイルをパソコンから転送するときに困ります。
そこで、iPadに不足する部分を定番の万能ファイル管理アプリ「Documents 5」で補います。全世界で4000万ダウンロードもされている信頼できるアプリです。
このアプリとブラウザさえあれば、パソコンからiPadに手軽にファイルを保存できます。以下に詳しく解説します。
※Wi-Fiネットワークがある環境が前提です。
環境設定でWi-Fiドライブを開く
まずアプリの環境設定を開きます。アプリを起動したら左上の歯車のアイコンをタップします。
環境設定ウィンドウを開いたら、「Wi-Fiドライブ」のタブを選択します。
Wi-Fiドライブの設定しよう
「Wi-Fiドライブ」のタブでは、以下の2つの項目をオンにして下さい。
- ドライブを使用可能にする → オン
- パスワードを確認 → オン
「パスワードを確認」をオンにした後、「ユーザー名」「パスワード」を(英数字の組み合わせで)好きなものに設定してください。
パソコンからiPadのDocuments 5にアクセスする
iPadでの作業はこれで最後です。
環境設定の下の方に表示されている文字列(http://123.456.7.89のような数字とピリオドの組み合わせ)をチェックして覚えて下さい。
ここからはパソコンでの作業です。
パソコンのブラウザ(SafariでもChromeでも何でもOK)を使ってiPadにアクセスします。ブラウザ上部のURLの表示・検索欄に先ほどチェックした文字列を入力、returnを押します。
「認証が必要」と表示されたウィンドウが出ます。iPadで設定しておいた「ユーザー名」「パスワードを」を入れてログインしましょう。
ログインが成功したら、上のような画面になります。これでiPadの中の「Documents 5」アプリの中にアクセスできました。
ファイルをiPadにアップロードする
あとはファイルを選んでアップロードするだけです。
右下の「ファイルを選択」ボタンをクリックして、フィンダーからアップロードしたいファイルを選択。次に「Upload File」をクリックすれば、ファイルがiPad内に保存されます。
Documents 5はPDFビューアーとしても活用できる
「Documents 5」は保存したファイルを見るビューアーとしての機能も優れています。PDFファイルならApple Pencilを用いて手書きでメモやアウトラインを引くことも可能です。
そのほかにもたくさんの活用方法があるアプリですので、ぜひダウンロードしてお試しください。
以上、パソコンからiPadにファイルを保存する簡単な方法でした。
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