iPadやiPad Proで標準のソフトキーボードの入力に慣れない人に強くおすすめしたいのが「片手キーボードPRO」アプリ。
サイズや配色などを好きなだけカスタマイズしたフリック入力キーボードがiPadでも使用できます。
好みに合わせた「世界に1つのマイキーボード」が必ず作れるアプリです。
iPad向けフリック入力キーボードアプリの決定版
iPadでこのアプリを使いこんでみるとわかりますが、カスタマイズ性が高すぎてできないことを探す方が難しいくらい細かな設定項目が用意されています。
特定のキーボードアプリでは、好きな部分と合わない部分があって結局使わなくなる事も多いのですが、「片手キーボードPRO」ならそういった不満がほぼすべて解決できるようになっています。
フリック入力アプリをお探しならまずチェックしておきたいアプリです。
配色やサイズを自由に設定できる!
表示位置は右端だけでなく中央でも左端でも、キーボード表示領域であればどこにでも移動できます。
ツールバーの真ん中にある四角いボタンをタップすると、キーボードの四隅に青い枠が表示されます。
それをドラッグすることで、好きなサイズにカスタマイズできます。
ちょっとだけ内側に寄せたり、上げたりしてしっくり来るポジションを見つけましよう。
配色も好きなだけ変更できます。
ツールバーの中の「筆のアイコン」をタップ、表示される配色リストから選択します。
すべて自分で色を選びたいときには、左下にある青いボタン(色を調整)をタップすれば、パーツごとの色をスライダーで調整可能です。
サブキーボードには好きな記号を登録
フリックキーボードの脇における「サブキーボード」という機能も便利です。
よく使う記号や単語など何でもボタンとして30個まで登録できます。
サブキーボードの配置もある程度変更できますが、iPad横位置なら隣に配置するとスペースを有効に使えます。
あすすめの「さらに高度な設定」
このアプリをとことん使いこなしたい人は、より細かい設定を行いましょう。
アプリを起動して表示される設定項目の中から、「更に高度な設定…」を選択します。
高度な設定ページでは、キーボードのあらゆる動作をカスタマイズできます。
設定項目は本当にたくさんあるので全部の機能を確認するのは大変です。以下の項目はとりあえずオンにしても良いかと思います。
個人的なおすすめの設定
- 半角の候補にマークを付ける★
- 10キー英語・数字は常に確定入力
- モード切り替え時に入力を確定
- QWERTY全角を表示しない
- 改行キーの上フリックで文字をペースト★
- カーソルバーの加速を緩やかに
- カーソルバーのタップで1文字移動
- QWERTYのサイズを独立して調整
- 入力と変換のバーを拡大
- サブキーボードを常に隣に表示
- キーボードを隠すボタンを表示(サイズ調整と入替)★
高度な設定の中でも「半角の候補にマークを付ける」は実用性が高い機能です。
変換候補の中で半角の文字の上にドットのマークが付いて見分けやすくなります。
「改行キーの上フリックで文字をペースト」では、クリップボードのテキストを素早くペーストできます。
キーボードのショートカットボタンをオフにしていても、ペーストはよく使うという方におすすめです。
キーボードのサイズ調整が終わったら、ツールバーのボタンはあまり使わなくなります。
そこで、「キーボードを隠すボタンを表示(サイズ調整と入替)」をオンにして、サイズ調整ボタンをキーボードを隠すボタンに変更しておけば、テキスト全体を見渡したいときなどに便利です。
iPadにベストなキーボードを作る楽しさ
「片手キーボードPRO」の楽しさは、なんと言ってもカスタマイズ性の高さにあります。
標準のキーボードももちろん悪くはないのですか、よく使うキーやフリック入力など個人の好みや用途に合わせて最適化できるのが、ソフトキーの強味であるはず。
iPadの日本語キーボードは、まだまだ選択肢が少ないのが現状ですが、このアプリならかなり幅広いニーズに答えられると思います。
さらにiPadは縦位置と横位置でも使用感が違ってくるので、とことんカスタマイズしてお楽しみください。
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