Macユーザーに馴染み深いファイル解凍ソフト「StuffIt Expander」のiOS版アプリが無料でリリースされています。
iOS11の「ファイル」アプリには解凍したファイルを取り出す機能が不足していて、ちょうど「Stufflt Expander」がその穴を埋めてくれそうです。
アプリはiPadとiPhoneで使えるユニバーサルアプリです。
iPadでもダウンロードしたファイルを即座に解凍!
アプリを起動するとこのような画面になります。
ほぼ標準の「ファイル」アプリそのままの画面なので、「Stufflt Expander」を使っている感じがしないのですが、確かにアプリが動作しています。
アプリ内で特に何かすることはないのですが、「Settings(設定)」内で自動解凍(Auto ExpandをON)にしておくと便利です。
実際にSafariブラウザからファイルをダウンロードして解凍してみます。
Zip圧縮されたファイルをダウンロードしたら、どのアプリで開くか選択肢が表示されます。
「Stufflt Expander」で開く、と表示されていなければ、「その他…」をタップ。
共有メニューウィンドウが開いたら、その中で「Expanderにコピー」を選択します。
ファイルが「Stufflt Expander」に読み込まれます。
「Unstuff」を押すと解凍スタート!
後は「View Contents」をタップすると解凍されたファイルが確認できます。
保存される場所は「ファイル」アプリの「このiPad内 → Expnader」になります。
残念ながら日本語は文字化けしてしまう
アプリを使っていてほとんど不満点はないのですが、日本語のファイル名が文字化けしてしまうのが本当に残念です。
iOS定番のファイル管理アプリ「Documents by Readdle」なら、日本語ファイル名でもちゃんと解凍できるため使い分けるといいでしょう。
▼アプリの紹介記事です。
PC版の比べると物足りなさはあるけれど…
PC版に比べると対応ファイル形式がZIPとStuffIt Xだけと少なく、これだけだとちょっと物足りないのですが、ダウンロードしたファイルを素早く解凍して保存できる便利なアプリであることには違いありません。
今後アップデートで日本語文字化け修正と、対応ファイル形式が増えるとiOSでも定番のアプリとなるかもしれませんね。
とりあえず無料で使えるので、Macユーザーのみならず全てのiOSユーザーにおすすめしたいアプリです。
アプリはiOS11以降に対応です。
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