iPadのファイル管理アプリは「Documents 5」を入れておけば間違いない

iOS向けのファイル管理アプリ「Documents 5」は、iPadに不足しているファイル管理の機能を補ってくれる優れたアプリです。無料でダウンロードできて、多くのクラウドサービスにも対応します。

動画やPDFのプレビュー機能や、メールで送られてきたファイルの解凍など幅広く使えるツールです。

ファイルの表示方法は右上で切り替え

ファイルの表示方法は画像や動画で見やすい「サムネイル表示」とファイル名を一覧できる「リスト表示」があります。

ファイルのリストを下に引っ張ると、上部に切り替えボタンが表示されます。

また名前・日付・サイズでファイルをソートすることも可能です。

DropboxもGoogle Driveも1つのアプリで管理

使い慣れたクラウドサービスを「Documents 5」から管理することもできます。「アカウントを追加」でDropboxやGoogle Driveなどメジャーなクラウドサービスを追加できます。

複数のファイルをまとめてメールで送る

いろいろなアプリから出力した拡張子の違うファイルを1つにまとめてメールに添付する方法の解説です。

右上に表示されている「編集」ボタンをタップ。

必要なファイルをタップして選択（右上にチェックマークがつく）します。

ファイルをZip圧縮する

画面左側のメニューから「zip圧縮」を選びます。

すると、選択していたファイルをまとめて圧縮し「Archive.zip」という名前のファイルを作ります。

ファイル名のところをタップするとファイル名を変更できます。

ファイルをメールに添付する

メールにファイルを添付する場合は、ファイルを選択中に左側のメニューから「メールで送信」をタップします。

メールに選択中のファイルを添付した状態でメールを作成できます。

幅広いのメディアファイルの再生に対応

mp4などの音楽ファイルや動画など、幅広いファイル軽視に対応します。

• 画像 bmp/gif/ico/jpeg/png/tiff/xbm
• 動画 3gp/l16/m3u/m4v/mm/mov/mp4/scm
• 音楽 aac/aif/aifc/aiff/au/l16/m3u/m4a/m4b/m4p/mp3/pcm/wav

iPad標準のミュージックアプリがSplit Viewに対応していない（iOS10で対応予定）ので、代わりに「Documents 5」で聞くのも便利です。

PDFにApple Pencilで注釈を入れる

PDFビューアーとしても使えますが、さらにApple Pencilで注釈をいれたりする機能もあります。（この機能は同社のPDF Expert 5アプリを所有している場合のみ使用可能です。）
蛍光マーカー、ペンなどツールの種類とサイズを切り替えて書き込めます。

おすすめの環境設定

アプリの環境設定では、ダウンロード先や写真アルバムの表示など「ファイルマネージャー」の設定ができます。

中でも「ファイル拡張子を表示」はオンにしておく方が、ファイルを圧縮・解凍するときなどわかりやすいと思います。

iPadではファイル管理ができないという誤解

最近はiPadをどこまで使えるか、ノートブックとの比較記事が増えてきています。けれど「ファイル管理ができないiPad」を前提にしたレビューが多くて、かなり誤解を生んでいるように思います。
もちろんOSレベルでファイルブラウザを備えたMacやWindowsに比べたら使い勝手に差がありますが、いくつかのファイルを揃えてメールに添付するくらいのことはiPadでも十分対応できます。

• 進め!iPadian! (36) iPad Proだけで原稿を書いて入稿までできるかどうか試してみた! | マイナビニュース
• iPadの重大な欠点は「ファイル管理」にある – 日経トレンディネット
• iPad ProかSurface Pro 3「ビジネスで使うならSurface Proが有力」 – ライブドアニュース

ということで、iPadではファイル管理ができない、メールで送られてきたファイルが解凍できないとお困りの方は、ぜひ「Documents 5」を使ってみてくださいね。

Documents 5 – ファイル管理システム、PDF リーダー、メディアプレーヤー、クラウドマネージャ (5.6.1)
販売元：Readdle
価格：無料 (2016/08/25)
互換性：iOS8.0以降 iPhone/iPad対応

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