無料の高機能なお絵描きアプリ「メディバンペイント」の今回のアップデートは新機能「ハーフトーンレイヤー」の追加といくつかのツールの改善、および機能追加が含まれます。特に「ハーフトーンレイヤー」は漫画を描くときにめちゃめちゃ活躍する機能です。
記事では詳しく使い方を解説します。
漫画を描くときに大活躍のハーフトーンレイヤー追加
今回もアップデート後にアプリを起動すると新機能についての案内が表示されます。バージョン9.0ではハーフトーンレイヤーの追加が目玉です。
ハーフトーンレイヤー上に描いた線や塗りはすべてハーフトーンに変換されて、後から修正することもできます。
今回のアップデート内容
◯ハーフトーンレイヤーを追加
◯フィルタ改善
◯ガウスぼかしを改善
◯クリップしたレイヤーを移動した時の動作を改善
◯ローカル作品のクラウド移行を改善
◯アイテム素材の左右反転
ハーフトーンレイヤーの使用方法
ではハーフトーンレイヤーを実際に使用してみます。
まず右上にあるレイヤーボタンをタップしてレイヤーパネルを表示します。
そのあと、「+」ボタンをタップしてレイヤーを新規追加します。表示されるメニューから「ハーフトーンレイヤー」を選びましょう。
画面中央にハーフトーンの設定について確認表示が出ます。
ハーフトーンレイヤーの設定は後からでも変更できますので、ここではひとまず右上の「完了」をタップします。
追加したハーフトーンレイヤーには、サムネイルの右下にアイコンが表示されます。(8と表示されたアイコンの付いたレイヤーは8bitモノトーンモードを示します)
ハーフトーンレイヤーで描いた塗りはすべてハーフトーン化されます。
ブラシの不透明度や明暗に合わせてトーンも変化します。
レイヤーサムネイルの右側に表示されているインフォマークをタップすると、ハーフトーンの設定を変更できます。
レイヤーの詳細設定が表示されます。
(元のレイヤーサムネイル表示に戻るには上部に表示されている「レイヤー」をタップします)
次のページではハーフトーンレイヤーの詳細設定と、注意すべきポイントを解説します。
コメント
良いソフトなんですけど、もう少し描画速度というか、処理が速ければな~と思います。
やはりiOS専用に開発されたアプリではないので、Procreateなどに比べるとちょっともたつくことはありますね…。