Procreateブラシ設定解説 | Apple Pencilの筆圧でコントロールする4つのパラメータ(バージョン4.0対応)

iPadのペイントアプリ「Procerate」のブラシ設定を詳細に解説していく記事です。今回はApple Pencil使用時の筆圧でコントロールできる設定について1つずつ確認していきます。
最新バージョン4.0では4つのパラメータが用意されています。

筆圧をコントロールする4つのパラメータ

Apple Pencilの筆圧の調整には4つのパラメータが用意されています。「不透明度」「サイズ」は旧バージョンからあったもので、「滲み」「ソフトネス」の2つが最近のアップデートで追加されています。

如何に詳しく解説していきます。

今回は専門的な解説を含んでいますので、中級者〜上級者向けの内容です。初歩的な操作については省いています。

また現時点でバージョン4.0対応の公式ガイドブックが開発元よりリリースされてないため、下記の記述内容はあくまで筆者Necojitaの使用感から推測した箇所があることご了承ください。

不透明度 (Opacity)


「不透明度」は筆圧によってブラシの不透明度を変化させる設定です。スライダーを左右の端へ動かすほど、筆圧での変化が強く現れます。

「不透明度」のスライダーは、中央を0.0%として、-100.0%〜最大(100.0%)の値で調整できます。
数値がマイナスになると変化が反転し、筆圧が弱い方が濃く、強い方が薄くなります。

上の画像のように濃度の変化は、「ブラシのレンダリング」設定が「通常」を選択している場合と「グレーズ」の場合ではニュアンスが異なってきます。これはPhotoshopで言うところの「不透明度と流量」のようなものです。

「通常」のレンダリングでは濃さが変化し、「グレーズ」では不透明度が変化します。
「ウェットミックス」は濃さが変化するのに伴って、色の混色が起きるためより複雑な変化が作れます。

滲み (Bleed)

言葉の通り受け取ると滲みやすさとなりますが、実際には、ブラシの「シェイプ」「グレイン」に使用しているソース(モノクロ画像)のコントラストを調整します。

軽い筆圧ではソースの不透明に近いところだけが描画されます。筆圧をより強くすると透明度の高い部分も描画されるようになります。

主にブラシのかすれを表現したいときに有効なパラメータだと思います。

「滲み」のスライダーを右へ、数値を大きくするほどソースの不透明の部分の面積が広く強く出るようになります。

Procerateではソースに使用する画像の白に近い部分がより不透明とし扱われます。「滲み」を強くすると、ソースの画像のコントラストを強めていくような効果が加わっていくと言えます。

サイズ (Size)

「サイズ」はブラシの太さ・サイズを変化させる設定で、スライダーを左右の端へ動かすほど筆圧での変化が強く出ます。

「サイズ」のスライダーは、中央を0.0%として、-100.0%〜最大(100.0%)の値で調整できます。
数値がマイナスになると変化が反転し、筆圧が弱い方が細く、強い方が太くなります。

筆圧でサイズをコントロールする際に、ストロークの先端にきれいな「入り」を出すようにするには、「筆圧曲線」を上図のように編集しておきます。

筆圧曲線を調整しない前の状態では、気をつけて軽いタッチで描いても細くするのは難しいです。しかし筆圧曲線を調整しておけば、軽いタッチの操作が容易です。

ソフトネス (Softness)

「ソフトネス」では筆圧による変化の強さを調整できます。
「ソフトネス」のスライダーの数値は、なし(0.0%)〜最大(100.0%)の範囲で変更できます。

「ソフトネス」は不透明度とサイズの変化に影響します。
数値を大きくするほど筆圧が変化する度合いが緩やかになるため、なめらかな不透明度のグラデーションを再現したいときなどに有効だと思います。

書き味を試しながら自分好みの数値に調整してみてください。

以上、Apple Pencilによる筆圧の変化の設定解説でした。バージョン4.0では他にもいくつかの新しいブラシ設定が加えられていますので、今後記事にしていきたいと思います。

※公式ガイドブックが公開されましたら、記事内容を調整する予定です。

Photo : https://unsplash.com/photos/3R3sNikjVnA

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コメント

  1. さいら なおき より:

    サイズ (Size)の説明が不透明度と同じ内容になってしまっているようですが、間違いですよね?

    • Necojita より:

      記載ミスをお知らせくださってありがとうございます!
      コピペして書き直しできていなかったようです。

      修正いたしました。ご確認ください。