iOS8でウィジェットやキーボードなどアプリができることが増えていますが、この「Workflow」は作業を自動化し自分だけのオリジナルアプリを作りだせます。
今までなかった革命的なアプリと言えそうです。
iOS8の作業環境に革命を起こす画期的なアプリ
iPadでの作業効率をUPしたいと考えたとき、通常はAppStoreから目的にあった機能のアプリを探し出してくる必要があります。しかし、自分の使い方に合うアプリを見つけ出すのは結構大変です。
そんなときに「Workflow」アプリを使えば手間のかかる作業を自動化するプログラムを作ってエクステンションとして呼び出せます。
「Workflow」を使って作成したプログラムは、アプリ内のGalleryからダウンロードしたりTwitterなどで共有することもできるため、誰でも楽しめるものになっています。
自分だけのアプリを作ってみよう
試しに「メールに複数の写真を圧縮して1つのZIPファイルとして添付する」プログラムを作ってみます。
左側に用意されているプログラムの部品から必要なものを右側へドラッグしていきます。並べたプログラムは上から順番に処理されるので、必要に応じて上下にドラッグして並べ替えます。
まずは写真を選択するプログラム「Select Photos」を追加。
複数の写真を選択する「Select Multiple」をONにします。
次に選択した写真をZIP圧縮する「Make ZIP」を追加。
ファイル名については「Ask When Run」を入力しておくと、その場で手動で入力できます。
次に追加したのは「Quick Look」。
作成したファイルをプレビューします。ここではファイル名が表示されるだけなので無くても動作しますが、保存前の確認のためにいれておきます。
最後にファイルを添付したメールを作るための「Send Email」を追加。
メールの送り先など記入が必要な項目には「Ask When Run」を加えて完成です。
Workflowは無限の可能性を秘めている
アプリはリリースされたばかりで共有されているプログラムは多くはありませんが、すでにいくつかユニークなものが登場しています。
以下に少しだけご紹介します。
YouTube to MP3
https://workflow.is/workflows/c867ec2f9e1c4bad812beb7adf851fcf
YouTubeの動画をMP3ファイルに変換して保存します。
ZIP Photos
https://workflow.is/workflows/f83b3e225ce843a5b9bb70bae3d6c520
選択した写真を圧縮してDropboxに保存。URLを取得します。
Annotate & Delete
https://workflow.is/workflows/e43ee599bf2b40a8aa2188bede85afe0
スクリーンショットに注釈をいれて、保存後元画像を削除。
Air Quality Index
https://workflow.is/workflows/7909012cf8c04f21a306f66861bd68ec
入力した都市のリアルタイム気質指数を表示。Aqicn.orgから情報を取り出しているようです。
Coffee log->Day One
https://workflow.is/workflows/d668818497614f66bde5761864a85a35
飲んだコーヒーの記録をDayOneへ保存。好きな趣味に合わせてカスタマイズしてみるといいかもしれません。
Make QR
https://workflow.is/workflows/2cee188aba7540389fd151ad8d7a27cf
QRコードを作成。
連携しているアプリを使うとさらに活用の幅が広がります。プログラムの知識がある人ならさらに面白いワークフローが作れるはず。
プログラムの知識がない人でも登録されているプログラムを組み合わせて、自分だけのワークフローを作って楽しめるのがこのアプリの素晴らしいところです。
アプリは今だけセール価格で50%オフ。少しでも興味のある方はお早めにダウンロードしておく方がよいでしょう。
Workflow: Powerful Automation Made Simple(1.0.1)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
価格: ¥300
開発: DeskConnect
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