アプリ間の連携や作業を自動化できる「Workflow」に大型アップデートが来ました。今回追加された「Magic Variable」は、今までのワークフロー構築が劇的に変わるほど便利な機能です。
もうVariable(変数)管理に頭を悩ませることが無くなります!
Set Variable/Get Variableにはサヨナラ
「Magic Variable」は過去のVariableの扱いを根底から変えてしまうシステムです。今までは「Set Variable」と「Get Variable」を2つ1組で使うことで、テキストなど好きな用途で扱うことができました。
しかし「Magic Variable」を使えば、「Set Variable」無しに直接テキスト内に変数を呼び出し、好きなタイプに変換してデータを挿入できます。ダイレクトにワークフローを組み立てることができるため、使用するアクション数を劇的に減らせるメリットがあります。
「Magic Variable」は本当に魔法のよう
「Magic Variable」でワークフローがどれほど簡潔になるか簡単な図で解説します。
過去のバージョンでは上の図のようにWebページをTwitterに投稿する場合、まずページを「Set Variable」します。そのあとタイトル、URL、画像のURLの3つのデータにそれぞれ「Get Variable」して加工してさらに「Set Variable」。
最後にそれぞれのデータをテキスト内に挿入します。
結構大変でした…。
そして同じものを新機能「Magic Variable」で作るとこちらの図のようになります。
テキスト内で呼び出すデータの加工もすべて行えます。
これからは「Set Variable」「Get Variable」の繰り返しの煩わしさから解放され、簡単に好きなデータを引っ張ってこれるようになります!
「Magic Variable」は「Suggestion Bar」から選択
キーボードを使用時、上部に最適なVariableを表示する新機能「Suggestion Bar」が現れます。
「Magic Variable(杖のアイコン)」はここから選択できます。
(ClipboardとCurrent Dateも選択できます)
「Magic Variable」ボタンをタップすると、使用する「Magic Variable」の選択画面に切り替わります。
選択した「Magic Variable」はテキスト内に挿入され、さらにデータの種類を変更したり、取得できるデータを切り替えることができます。
複数の「Magic Variable」を使い分けるときには、それぞれ「Rename」しておくことで識別しやすくなります。
また「Revael Action」から、使用したアクションにジャンプできます。
これから始める人にも、もう一度トライしたい人にもおすすめ
もしこれから「Workflow」を触ってみようという人、過去に使って見たけど断念した人も、改めて試してみる価値があるアップデートだと思います。
私も今まで作ったワークフローを少しづつ改良しています。
また後日このブログでもご紹介したいと思います。
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