日本語変換を快適にしてくれる「ATOK for iOS」キーボードが最近のアップデートでかなり使いやすくなっているようです。ぼちぼちメインキーボードとして使えるかな?と試してみました。iPadとiPhoneで使い勝手を比べてみると、色々と機能面で差があるようです。
カスタマイズ性が大幅にアップ
キーボード設定はキーボード使用中にも呼び出せます。
アップデート内容は以下のようになっています。
- キーボードのカラーテーマが3色から選択可能
- 絵文字・顔文字・記号キーボード対応
- iPhone6・iPhone6Plusでのキーボードサイズ調整機能
- テンキーのキー配列を4種類から選択
- iPad上のQWERTYで候補を展開して表示できる
キーボードの色は端末に合わせて選べる
ホワイトがベースの通常のキーボードデザインに加えて、ゴールドやダークのキーボードデザインが選択できるようになりました。
選択肢としては、ホワイトとダークがアプリの指定に合わせて切り替わる「自動(初期状態)」と、ホワイト・ダーク・ゴールドいずれかに色を固定する3種類があり、計4タイプから選べます。
ゴールドはギラギラした感じかと思ったら、意外に落ち着いた配色なので使いやすいのではないでしょうか。
iPadで変換候補を展開できるようになりました!
以前までは変換候補が一列にしか表示できなかったのですが、このアップデートで一覧できるように改善されました。
iPadでの編集効率がさらにアップしたと言えますね。
iPadでは表示が大きくて選びやすい!
絵文字や顔文字キーボードが追加されましたが、iPadでは表示が大きくて選びやすい!
特に絵文字の表示は細かいところまで見れて面白い。もちろん実用性も高いですよ。
キーボードをATOKだけにできないところ
今までの欠点がほとんど解決されて、実用的になった印象があります。ただしメインキーボードとして使用していて少し気になることもありました。
基本キーボードを使用しているときに比べてやや安定性に欠けるようです。
私の使用した範囲では以下のことが気になりました。
- 特定のアプリで使用中に強制終了することがある
- まれにキーボードが表示されないことがある
- iPadでは定型文が呼び出せない
iPadでは定型文が呼び出せないのは何とか改善してほしいですね。
日本語変換や編集時のレスポンスについては不満はないので、メインキーボードとして長文の編集などに活用したいと思います。
足りない機能は他のキーボードで補えばいいかな、と思えるクオリティです。
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