iPadをサブディスプレイとして使えるアプリはいくつかありますが、「Air Stylus」アプリでは筆圧感知スタイラスペンを使ってPhotoshopやPixelmatorなどにペイントできます。使用できるアプリは制限されますがiPadを疑似的な液晶タブレットに変えてくれます。
用意するのはiPadに「Air Stylus」と筆圧感知スタイラスペン、Mac側にAir Displayサーバーアプリをインストールした後起動しておきます。
↓Air Displayサーバーのダウンロードはこちらから(現時点ではMacのみ対応)
http://www.avatron.com/support/downloads/
Air Displayサーバーアプリでは筆圧の強さやサイドボタンに消しゴムツールを設定したり、アンドゥリドゥなどよく使うアクションを設定できます。
今回はWacomのiPad向け筆圧感知スタイラスペン「Intuos Creative Stylus」で試してみました。表示されたウィンドウ上で試し書きすると接続されます。筆圧がちゃんと認識されているのがわかります。
Wacom Intuos Creative Stylus iPad用筆圧ペン ブルー
[Amazon] 5,272円
筆圧感知スタイラスペンは「Intuos Creative Stylus」「Pogo Connect」「Jot Touch 4」の3種類が対応しています。
実際にMacのアプリで試してみる
対応しているアプリはPhotoshop CCやPixelmator・ArtRageなどがあります。以下メーカーサイトに掲載されているアプリです。今後SketchBook ProやPainterなどにも対応していく予定になっています。
Acorn
Illustrator CC
Lightroom 5
Photoshop CC
Photoshop Elements 12
Photoshop CS 6
Photoshop CS 5.x (this is as far back as we will go with Photoshop)
Aperture
Art Rage
Intensify Pro
Manga Studio 5
Mischief
Motion
Pixelmator
「Air Stylus」で扱うのはサブディスプレイの画面です。デスクトップ上で起動したアプリのウィンドウを右端へドラッグして、サブディスプレイの画面上で移動させて使用します。
Macの画像編集アプリ「Photoshop CC」と「Pixelmator」で接続してみました。筆圧の変化やストロークが粗くなる(カクカクした線になる)こともあるようです。Wifi環境やパソコンの性能によっても違いが出るのかも。
問題なく使用できますが、やはり”サクサク動作”とまではいきません。ちょっとしたレタッチやスケッチ程度が可能と考えておく方がよいでしょう。
続いてフリーのペイントアプリ「FireAlpaca」。こちらは非対応アプリとなっています。
描画できるものの、線がくっついてしまったりいろいろと不具合が多発しました。
他にも非対応アプリではアプリのウィンドウ自体が表示されないものもあり、対応アプリ以外での使用はやはり厳しいようです。サブディスプレイとしての役割は充分に果してくれます。
上手く動作するようになれば、iPadが液晶タブレットのように使える夢のアプリ。
リリースされたばかりのアプリなので、動作が怪しいところもありますが今後のアップデートに期待したいところですね。
Air Stylus (1.0) カテゴリー:仕事効率化 価格:¥2,000 開発:Avatron Software, Inc. |
↓サブディスプレイ機能だけの「Air Display 2」もあります。
Air Display 2 (2.0.4) カテゴリー:ユーティリティ 価格:¥1,000 開発:Avatron Software, Inc. |
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