紙とペンを使った手書きのメモはアイデアを出しやすくし、記憶に残りやすいと言われています。iPadの手書きメモでも同じように記憶に残る、そして良いアイデアを出すために私が普段やっている8つのことをまとめてみました。
1ページに1つのアイデアをまとめる
1つのアイデアに関係したメモはできるだけ1ページの中にまとめます。詰め込んで書き込んだメモは印象に残りやすく、後から見直したときにもアイデアを思い出しやすいようです。
もしメモが1ページにまとまりきらず2ページ以上にまたがった場合も空いたスペースは残しておく。空いたスペースを別のメモに使ったりしないようにします。
ページの頭にタイトルをはっきり入れる
「何についてメモするのか」いうことをはっきりさせるため、初めにページの頭にタイトルを書き入れます。
タイトルを入れることで、ページ内で扱うことについて自覚できます。自然に1つのテーマに集中できるようにもなります。
タイトルは途中で変更することがあってもかまいません。しかし複数のテーマは扱わないようにします。
図やスケッチを取り入れる
手書きメモは地味すぎても派手すぎてもよくありません。文字だけでは記憶に残らないことも、図やスケッチを添えることでより個性的なメモに仕上がります。
スケッチは書き込んだものである必要はありません。メモの内容に即したシンプルで分かりやすいものがいいです。アイコンを作るような感覚で。
配色やアクセントは繰り返し使う
重要な箇所はマーカーで囲んだり下線を引いたりしてもよいのですが、色数は増やしすぎないほうがよいです。ページごとに全く違う配色を考えるのも控えましょう。
箇条書きを使って読み直しやすいメモにする
1ページ内に書き込めるスペースは限られているため、iPadで手書きメモを作成するときには箇条書き、もしくは短い文章でまとめるのが便利です。
ズーム機能を活用して細部まで印象に残す
多くの手書きメモアプリには細かく書き込めるようにズームモードが備わっています。ズームしているときはページの一部分に集中して書き込むので、書いている内容が印象に残りやすいようです。
ページの前後を見直すクセをつける
手書きメモアプリを使うときは、作成中のページの前のページも見直すようにすると効果的です。定期的に見直すことで古い記憶が掘り起こされ、新しいアイデアを生み出すことにも繋がります。
「Paper by FiftyThree」アプリはページをぱらぱらめくれて、ページの前後を見直しやすいよう工夫されているので特におすすめしたいアプリです。
ページは極力入れ替えをしない
記憶はページの並びにも影響します。むやみにページを入れ替えたり削除してしまうと、メモを見直して覚えたメモの順序が乱されてしまいます。
ページは入れ替えたりせずに、追加していくようにしましょう。
以上の8つのコツはすべてのページですべてのことを守るべき、ということではなくメモの目的に合わせて必要なものを組み合わせるのがよいでしょう。
ぜひ自分なりの手書きメモのスタイルを探してみてください。
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