2013年は「類語エディタ HD」や「N+Note for NICOLA」など話題性のあるテキスト編集アプリも登場し、iPadユーザーにとってますます選択肢の幅が広がった年でした。今回はApp Storeに無数にあるアプリの中から、優れた機能やコンセプトを持った選りすぐりのテキスト編集アプリを16個ピックアップ。
現時点でiOS7に機能やインターフェースが対応しているアプリについては「iOS7対応」と記載。(※記載のないアプリでも使用可能。)
類語エディタ HD (1.2) カテゴリー:辞書/辞典/その他 価格:100円 開発:kimihiro kubota |
選択した文字から類義語をミニブラウザ内で検索して表示するテキストエディタ。英語辞書や翻訳サイトにもすばやくアクセスできる。
ATOK Pad (4.7.2) カテゴリー:仕事効率化 価格:1,200円 開発:JUSTSYSTEMS CORPORATION |
トップクラスの日本語変換機能を持つ定番テキストエディタ。独自のキーボードを採用していてiPad miniでも打ちやすいよう最適化されている。
Byword (2.1.3) カテゴリー:仕事効率化 価格:500円 開発:Metaclassy, Lda. |
洗練されたデザインのテキストエディタ。連携するMac版アプリと合わせて使いたい。アドオン(500円)購入でWordPress・Tumblr・Bloggerなどに投稿できる。マークダウンのプレビュー機能もあるのでブログ下書きにも便利。【iOS7対応】
Drafts for iPad (3.5.8) カテゴリー:仕事効率化 価格:400円 開発:Agile Tortoise |
左端から右方向へスワイプするとすばやく連携メニューを表示。Dropbox・Evernoteへの投稿からDay One・Tweetbot連携,カレンダーにイベント追加など多彩なアクションが用意されている。【iOS7対応】
Editorial (1.0) カテゴリー:仕事効率化 価格:500円 開発:omz:software |
Pythonプログラムを実行可能な「workflow」が強力なツールとなる。難易度は高めだが、自分の使い方に合わせたプログラムを組んでテキスト編集に生かせる。
iライターズ – 快適日本語入力 (1.2.1) カテゴリー:仕事効率化 価格:300円 開発:LIGHT,WAY. |
iOSの日本語変換よりも候補が多く表示される。一行の文字数調整や原稿用紙のマス目表示機能など日本語の編集環境として優れている。【iOS7対応】
iText Pad (1.4.1) カテゴリー:仕事効率化 価格:300円 開発:LIGHT,WAY. |
iライターズと同じメーカーからリリースされている「ルビ表示」もできるテキストエディタ。青空文庫テキストを読み込んで編集したり縦組みでプレビューできる。ただし縦組み表示のまま編集はできない。
Nebulous Notes (6.9.1) カテゴリー:仕事効率化 価格:800円 開発:Philip Dhingra |
キーボード上部に「Macro」と呼ばれるカスタマイズ可能なショートカットメニューを配置できる。Dropboxへの同期やマークダウンプレビューなど動作が安定。iOS7未対応だが完成度の高いアプリ。
N+Note for NICOLA (1.1.0) カテゴリー:仕事効率化 価格:600円 開発:Katsumi Kishikawa |
「親指シフト」という高速で日本語入力を行う手法に最適化された唯一のアプリ。親指シフトの打ち方に慣れる必要があり、誰でも使えるものではないがiPadのテキスト編集アプリの可能性を感じる。【iOS7対応】
Phraseology (1.1.5) カテゴリー:仕事効率化 価格:300円 開発:Agile Tortoise |
段落をドラッグ&ドロップで入れ替えできる編集機能が便利。さらに全文の文字数カウントだけでなく段落ごとの文字数カウントも表示できるため、文字数を気にしてテキスト編集する人には重宝する。
テキスト編集 Textforce for Dropbox (2.14.0) カテゴリー:仕事効率化 価格:300円 開発:Yutaka Yagiura |
日本語テキストファイルを安心して扱えるテキストエディタ。選択範囲の文字数表示やhtmlファイルのプレビュー機能などが便利。大辞林・Wisdom辞書アプリを持っているなら、連携機能でさらに活用できる。
Textwell (1.1.7) カテゴリー:仕事効率化 価格:300円 開発:Sociomedia |
JavaScriptに対応した「アクション」を実行することで、さまざまな連携機能を追加できる。アクションは「Action Library」から好みのものをインストール。自分のスタイルに合わせたエディタを作る楽しさがある。【iOS7対応】
Wisdom Writer – Best Writing App, Rich Text Processor & Markdown Editor (1.3.15) カテゴリー:仕事効率化 価格:500円 開発:InterAre, PT |
マークダウン記法をプレビューしながら編集できるテキストエディタ。使い勝手の良い拡張キーとジェスチャー機能が操作しやすい。Dropboxに同期したファイルをタグで確認できる。
WriteUp – Notes with Dropbox (3.5) カテゴリー:仕事効率化 価格:400円 開発:Prasanna Gopalakrishnan |
二本指でカーソル移動できるテキストエディタ。右上のボタンからすばやくマークダウンやhtmlファイルをプレビュー。登録したスタイルシートでプレビューすることもできる。
Writing Kit – Research & Write Markdown/Fountain Documents (3.9.1) カテゴリー:仕事効率化 価格:500円 開発:Quang Anh Do |
右上の検索ツールからキーワードをWebで検索したり計算機として使ったりできる。二本指で左右にスワイプするとアンドゥ・リドゥができるなどのジェスチャー操作もある。【iOS7対応】
Writings (1.6.2) カテゴリー:仕事効率化 価格:500円 開発:ice cream studios s.r.l. |
書斎を再現したようなインターフェースがここち良いアプリ。思いついたことを集中して書き込んでおくのに向いている。連携機能は少ないので、シンプルな環境が欲しい人におすすめしたい。
以上、2013年のiPadテキストエディタまとめでした。
個人的にはNebulous NotesとEditorialの使用頻度が高く、文字数カウントや段落移動ができるPhraseologyは用途に合わせて活用できる優れもの。アップデートで日々進化し続けるテキスト編集アプリを今後も追いかけたいと思います。
もし、他によいアプリがありましたらぜひコメントお願いします。
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