Intuos Creative Stylus 2 | Wacomからリリースされた第2世代筆圧感知iPadスタイラスペン[レビュー]

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Wacomから発売されているiPad向け筆圧感知スタイラスペン「Intuos Creative Stylus 2」をレビューします。2046レベルの筆圧感知機能と2.9mmの細いペン先がの組み合わせは、iPadを液晶タブレットのように使えます。

完成された最高のデザイン

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ちょうど1年前に販売された初代Intuos Creative Stylusからの大きな変更点は、ペン先がゴム製から細い樹脂製になったこと、電池式から充電式になったことでしょう。
この2点の変更によってスタイラスペンのデザインや使い勝手が劇的に変化しています。

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↑箱に入っている物です。今回もスタイラスペンを持ち運べる豪華なケースが付属。
説明書には数カ国語のテキストで使い方が記載されています。

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ケース内にはスタイラスペンのほかに、充電用のUSBケーブルや交換用ペン先などアクセサリがすべて収納できます。
質感が良くて高級感ありますね。

充電はスタイラスペンの後ろ側のキャップを開いてミニUSBを接続します。Bamboo Stylus finelineと同様の方式です。

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交換用ペン先1個が付属。ペン先を交換するときに使用する工具も収納されていました。

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ペン先は2.9mm。最も細いとされるiPadスタイラスペンの1.8mmよりは太いのですが、筆圧の変化を正確に伝えるためにこの形状が選ばれたようです。

対応アプリでの使用感

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対応アプリで試用してみようと思ってもまだ少ないのですが、Wacom製のアプリ「Bmaboo Paper」はやっぱり快適です。縦位置であればペン先のズレも最小になります。
ペン先の感度が高いため画面からわずかに浮いた状態でも反応してしまうことがありますが、筆圧のコントロールという点では悪くありません。保護シートを貼っている状態では、さらに気にならなくなるようです。

アクティブ方式のスタイラスペン特有のズレはアプリ側の補正プログラムによって調整されるべきなのですが、いくつかの対応済みアプリでは補正が効いていない状態です。

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「Zen Brush」を使用してストロークの波打ちテスト。普通のスピードで描いていれば気にならないレベルですが、Jot Touch wwith Pixeilpointの補正よりはブレが出ます。
今後のSDKのアップデートに期待したいところです。

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新「SketchBook」アプリでは筆圧感知機能はいい感じで使えますが、線のブレが大きく滑らかな線は描けません。サイドボタンを活用すればツールを素早く切り替えて効率的に描けます。

▼対応アプリは以下のページでまとめています。
Intuos Creative Stylus2とBamboo Stylus finelineスタイラスペン 対応アプリまとめ [随時更新]

主な使用感のまとめ

いいところ
・筆圧のコントロールしやすくなめらかな変化
・重心が下方にあり安定感があるデザイン
・滑りやすいが保護シートとの組み合わせである程度改善する
・バッテリーの持ちは非常によい

気になるところ
・対応アプリでもズレが出る場合あり
・使えるアプリがまだまだ少ない
・今後のSDK開発プランが見えない
・対応アプリなどの情報に誤りが多い

Bamboo Stylus finelineとの比較

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Intuos CS2の方が重心が下にあってより安定感があります。グリップ部も太めで長時間の作業に向いたデザインと言えるでしょう。

筆圧感知レベルの差もハッキリと感じます。Intuos CS2ではブラシサイズの変化がなめらかでコントロールしやすい。
手書きメモ+ちょっとスケッチしたいならBamboo Stylus finelineでも充分ですが、筆圧にこだわるなら間違いなくIntuos CS2を選ぶべきです。

Jot Touch with Pixelpointとの比較

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一番難しい比較ですが、あえて言うならペン先が交換可能で価格も手頃なIntuos CS2の方が製品としては魅力的です。

ただしアクティブ型Bluetooth接続のスタイラスペンは、対応アプリの数とSDKの質による部分も大きいため現状ではJot Touch with Pixelpointの方が大きくリードしています。
ストロークの補正プログラムの開発・アプリメーカーとの連携において出遅れている感は否めません。

感度や筆圧感知など性能的には横並びなだけに、Intuos CS2を生かすも殺すもWacomの今後の努力次第です。定番お絵かきアプリの「Procreate」対応も近いうちに行われるはずですが、細かい調整での出遅れには我慢が必要になります。

使いながらアップデートを待てるならおすすめ

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Wacomのペンタブレットと比較すれば粗もあり厳しい評価を受けている製品ですが、現状のiPadスタイラスペンの中では群を抜いてよい製品です。またBamboo Paperでの使用感を他のアプリでも実現できるのであれば評価も上がるはず。

個人的にはBamboo PaperとIntuos CS2の組み合わせはスケッチ用途でとても満足しています。後はProcreateに対応してくれれば仕上げまで使えそうです。

対応アプリも日々増えているので期待して良いと思いますよ。

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・Bluetooth 4.0対応iPadで使用可能
・2048レベルの筆圧感知
・2時間充電で約26時間駆動
・サイドボタン2個(アプリ対応必要)
・パームリジェクション(アプリ対応必要)
・ペン先2.9mm(交換可能)

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コメント

  1. 大田 より:

    はじめまして。
    Intuos Creative Stylus 2のレビュー記事を探していたら、ここにたどり着きました。
    とても分かり易いレビューで助かりました。
    実は、iPadAir2を購入し、数日前にこのペンを買いに某量販店に行き店員に聞いた所「これはAir2には非対応です」と言われ、finelineの方を購入してきました。
    筆圧感度が高いこちらが欲しかったのですが、残念でなりません。
    また、その時にJot Touch with Pixelpointについても確認したのですが、店員曰く「こちらもAir2につては対応と明記されていない為、なんとも言えません」との回答でした。
    これらの二機種につては、実際のところAir2では全く使えないものなのでしょうか?一部の機能が非対応でほぼ使えるものなのでしょうか?ご存知のじょうほうなどあれば、ぜひご教授ください。

  2. Necojita より:

    大田さんこんにちは。

    iPad Air2とIntuos CS2の組み合わせは現時点では避けるべきだと思います。
    Jot TouchPPはAir2に対応するアップデートを続けていますし、一応使用することは可能です。

    Air2でIntuos CS2やJot TouchPPを使った感触としては、「線のブレが大きい」というのが一番の難点ですね。綺麗な線を描きたいということなら全く使えません。

    それとIntuos CS2についてはアプリによっては描画位置のズレが大きく出ます(iPadを縦向けにしたときズレる)。この不具合はAir2に限らず見られるので、そもそもWacomの対応が遅れていると考えざるをえません。

  3. john より:

    初めましていい記事ありがとうございます。

    この度iPad air2でjot touch ppの購入を検討してますがメディアを見ると不安を感じてしまって今は迷ってます。

    使うアプリはnotabillityとtayasui sketches proだけ特に問題なく使えればいいと思います。もし試した経験がありましたら一言教えて頂けますでしょうか?

    初対決で失礼ですが宜しくお願い致します。

  4. john より:

    どうもありがとうございます。
    わざわざスクリーンショットも撮っていただいてとても助かりました!

  5. 大田 より:

    お礼が遅くなりすいません。
    その後、adontのFBで質問を投げていたところ、以下のような通知がされました。
    裏ワザ的な要素ですが、線が途切れるのを一時的にでも回避できるようです。
    johnさまはじめ、ここをご覧になっている方の参考になれば幸いです。

    【お知らせ】iPad Air 2の対応状況及び改善に関するお知らせ

  6. 通りすがり より:

    貴方のような方に、正直な感想を書いていただけたら・・・
    残念です