海外製のお絵描きアプリで高性能で使いやすい割に知名度の低い「Sketch Club」の解説です。初めに設定しておくと使い勝手が良くなる設定を6つご紹介します。iPhoneでも使えるユニバーサルアプリですので、Apple Pencilにも対応しています。
動かせるツールバーを表示する
まずは必須設定と言ってもよい「移動できるツールバー」表示方法です。ブラシアイコンを長押しすると表示されます。
ツールバーは画面のどの位置にでも(画面外にはみ出してもよい)移動できます。
これがあれば消しゴムとペンなど頻繁に切り替える必要のある描画ツールを、素早く切り替えることが可能になります。
非表示にするには、もう一度ブラシアイコンを長押しします。
レイヤーの設定ボタンを表示する
レイヤーの表示方法を切り替えます。レイヤーサムネイルの並んだパネルの上部のボタンをタップすると、右端にレイヤーの不透明度、ブレンドモード、編集メニューが表示されるようになります。
レイヤーのプレビューサイズが小さくなってしまいますが、素早くレイヤー操作ができて快適です。
私はよくレイヤーのクリアボタンを活用しています。
アプリのテーマカラーをカスタマイズする
ギャラリーでは左上の歯車のアイコンをタップすると、テーマカラーを変更できます。
カラーパレットに好きな色を追加する
カラーパレットは長押しすると設定されている色を変更できます。RPGやHEXの値はキーボードで直接入力可能です。
スポイトツールの起動時間を調整する
iPadの設定アプリでSketchClubの項目でいくつか便利な機能を追加できます。「TAP AND HOLD COLOR PICK」をオンにするとキャンバス上で長押しするだけでスポイトツールを起動できます。
下のスライダーを左右に動かせば、長押しで起動するまでの時間を調整可能です。
ブラシの混色モードを追加する
「ADVANCED SETTIMGS」ではブラシにブレンドモードを追加できます。「Extra tool blend modes」をオンにすると、ブラシの混色モードにScreenやMultiplayが加わります。
背景に配置されているツールボタン
SketchClubの大きな魅力の1つとなっているキャンバス背景に設定されたボタンについても補足説明しておきます。
キャンバスを小さく縮小すると背景に6つのアイコンが表示されます。それぞれ「画像の読み込み」「左右反転表示」「全画面表示」「チャットツール」「ブラシの太さ・不透明度スライダー表示」「カラーパレット」となっています。
小さな画面を最大限に活用できるユニークな機能で、ほかのアプリにはない独自のアイデアです。
以上です。SketchClubを買ってみてまだ設定していない機能があればぜひお試しください。
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