ショートカットキー対応のベクターグラフィックアプリ「ProtoSketch」が1.1へバージョンアップ。Apple Pnecil対応のブラシツールやサイドバー導入などの新機能が加えられています。
Split Viewを活用して資料を見ながら製作することも可能になりました。
バージョン1.1の新機能
- Vector Brush with variable width
- Apple Pencil support
- Live preview for object creation, pencil and of course brush
- Direct object size and position input
- A brand new left sidebar (where layers and direct input are)
- Portrait orientation
- Multitasking + Split view
- Spotlight document search
- Zoom improvements
- We repositioned the undo in the bottom right corner and the gestures no longer work. (messed too much with multitasking)
Apple Pencilの筆圧対応のBrushツール追加
フリーハンドツールに「Brush」が追加されました。
Apple Pencilを使って筆圧に合わせて太さが変化する描画ができます。太さの変化しない「Pencil」ツールとの使い分けでイラスト作りに活用できます。
ブラシツールで作った線は太さを調整できますが、筆圧でできた強弱を後から調整する機能はありません。
またストロークはそのままではアウトライン化できませんが、図形を結合するとアウトラインが作成できました。
サイドバーにレイヤー管理とオブジェクト位置調整機能追加
サイドバーにレイヤー管理パネルやオブジェクトの位置情報が表示されます。キャンバス表示範囲は小さくなりますが、レイヤーを多用するときにはかなり便利です。
オブジェクトの位置情報の表示欄の左右にプラス・マイナスボタンが配置されていて、ドット単位で位置調整が可能になります。
Split Viewやポートレイトモードに対応
iOS9からの新機能Split Viewにも対応。資料を見ながらイラスト作りができるなど、効率アップできそうです。
ただし、ちょっとアプリ動作がおかしくなるときがあり、この点については修正アップデートが出るかもしれません。
表示の高速化や安定生の向上など改善して欲しいところもありますが、高機能なベクターグラフィックアプリとして、着実に機能追加されています。
今後も機能追加が予定されているので期待して使っていきたいと思います。
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