背景イラストに活用できる新「パース配列定規」機能

新機能「パース配列定規」は3Dオブジェクトで表示されるパースに沿って描画面を並べる機能です。使いこなせるとパースに沿って描く必要のある建築物や構造物などを正確に描けるようになります。
やや複雑な操作が必要なため、画面の小さなiPhoneでの操作は難しいかも…。
どちらかと言えばiPadの大きい画面での使用を推奨します。
パース配列定規 操作の基本

パース配列定規の設定ウィンドウにある「分割数X〜Y」は、上図のようにXYZ方向の分割数をコントロールします。

定規の下にある3つのボタンは左から、ロックボタン/作業面の選択ボタンとなります。また3Dオブジェクトの各面には「面ハンドル」が配置されていて、それぞれの面を移動させることができます。
- ロック → パースの編集をロックします
- 作業面の選択 → オレンジ色の描画枠がある面を切り替え
- 面ハンドル → 3Dオブジェクトの各面を移動

「作業面の選択」ボタンは2種類あり、左に描画する面を切り替えるボタン、右に配列定規面を切り替えるボタンがあります。
パース配列定規に定規を重ねる

パース配列定規の上に正確に描くため「定規」を追加します。
パース配列定規を表示した状態で「集中線定規」や「直線定規」を追加しましょう。
集中線定規はパース定規の消失点に配置。
2点パースの場合は、左右に2つ配置して直線定規を1つ追加します。
描画面を切り替えて描く

描画面の切り替えは描く面の方向によって変更します。
上面と底面は「位相」を調整して対応します。

例えば、左側の面に沿ってタイル状に並べて描くときには、「描画面 = 側面」+「配列面 = 側面」と設定します。

また、天井に正面に向いた面を並べるときには、「描画面 = 正面」「配列面 = 底面」となります。

図のような棚のように上面向きの板を並べるときは、「描画面 = 底面」「配列面 = 正面」となります。
以上のように、パース配列定規は描く面と配列する面を切り替えながら使用していくので、慣れるまでは戸惑うかもしれません。しかし使いこなせるようになれば、パースを使って空間を演出できるようになります。
ぜひ新機能にチャレンジしてみてください。
コメント
http://ameblo.jp/plus2222/entry-12253663089.html
このサイトたくさん無断転載されてます
ご報告感謝。
何だかたくさん転載してますね…。
リンクを記事トップに貼っているところを見ると、悪意のある転載でもないような。
「転載」の捉え方が違う場合、理解して頂くのは難しそうです。
対策を考えてみます。