アプリ間の連携やデータの加工を自動化できる「Workflow」がバージョン1.7.1にアップデートしています。今回のアップデートでは、アクションの効率化をさらに推し進める「Run Workflow」という新しいアクションが追加されています。
レシピに使うアイコンも増えました。
Workflow 1.7.1アップデート

今回のアップデートには、前バージョンで追加されたMagic Variableの改良、新アクション「Run Workflow」追加、レシピに使う新アイコン追加、「List」アクションが扱えるデータを拡張など便利な機能がたっぷり用意されています。
アイコン追加でレシピ作りがますます楽しくなった

レシピのアイコンで使用する素材がたくさん追加されました。
過去のアップデートを見ても素材の追加は初めて。これでますますレシピ作りが楽しくなりますね。
一方で使えなくなったアイコンもあるようで、過去に作ったレシピでは表示はされていてもアイコン選択リストにはないものがありました。
最強?のアクション「Run Workflow」

新しく追加された「Run Workflow」は、もはやアクションの定義を覆してしまったかのような革命的新機能です。機能としては、レシピの中の1アクションで別のレシピを動かせるというシンプルなアクションですが、これ1つで複雑なレシピ作りがどれだけ楽になるか…。
Workflowのレシピ作りにはまっている方にはたまらないアクションです。
使い方はいたって簡単、「Workflow – Choose」から使用するレシピを選択するだけ。
「Show While Running」をオンにすると、動作中のアクションを表示します。
「Run Workflow」ためのレシピを作成してみました
「Run Workflow」が出来たおかげで、別のレシピに組み込むための「ショートレシピ」作りが可能になりました。新しいレシピを作るときに、その都度組み込むのが面倒だったため簡素化していた作業を見直して、凝った機能を盛り込んでみました。

加工する画像をアルバムから選択するためのレシピ。通常の「Select Photos」アクション以外にも、アルバムで表示中の画像を使ったり、クリップボード内の画像を読み込むなど選択肢を増やしました。
読み込んだファイル形式で分岐させています。
分岐が無駄に増えてしまった感はありますが、どこからでも画像を読み込める便利さがあると思います。

こちらはAppStore検索を、iPhoneアプリとiPadアプリで別々に検索したものを表示できるようにしたレシピ。検索するときにiPhone/iPad/Macボタンを選択するのが面倒だっため、iPhoneとiPadで検索した結果を1つのListにまとめて表示するようにしました。
今バージョンのアップデートで、Listが扱えるデータがテキストのみだったものが何でも扱えるように変更されたおかげで実現したレシピです。

これもよく使う機能なので作成したレシピ。でも特別に便利な部分はなくて、あくまでその都度作るのが面倒だというだけです。
よろしければダウンロードしてみてください。
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