iPad Proでのお絵かき環境が充実してきたのは過去の記事でもご紹介しましたが、さらに「メディバン(MediBang!)」がパートナープログラムとしてマンガ家を大募集しています。
連載作家になるとなんとiPad ProとApple Pencilが無償で貸し出しされるようです。
マンガ家やイラストレーターの登龍門にiPad Proが活用されるようになれば、一気にマンガ家専用の液タブとして認知されるようになるでしょう。
会員数400万人のメディバンプラットフォームでマンガ家デビュー
メディバン(MediBang!)ではパートナープログラムとしてマンガ家100人を大募集しています。
連載作家として採用されるとページ単位で原稿料が支給されます。さらに読まれた数に応じて原稿料もUP。
デジタルツールを持たない人には、iPad ProとApple Pencilを無償で貸し出し。メディバンペイントアプリ自体も無料ですから、すべての作画ツールを無料で揃うことになります。
少年ジャンプとの連携アプリもあり
メディバン(MediBang!)からは過去に「少年ジャンプ」と協力してリリースされた「ジャンプPAINT」もあり、マンガ業界に幅広く知られていく可能性があります。
こちらのアプリは有名マンガ家の解説記事が読めたり、ラフからペン入れまでの過程が紹介されるなどマンガ家を育成するための企画も多数用意されています。
投稿するためのツールでありながら教科書のような役目も果たしていくと思われます。
使いたいアプリをすぐに使える端末
漫画やイラストをデジタルでやりたいユーザーの中には、PCの扱いに慣れていない、好まない人もおられます。
そこでiPadならPCに比べて設定などで悩むことが少なく、またアプリのインストールもわかりやすいため敷居が低いことがメリットとなるでしょう。
OSとしては細かい設定ができないからこそ使いたいアプリのみに集中できる環境が、アナログからデジタルに移行するクリエイターにとっては魅力となると思います。
Apple Pencilの安定感
iPad Pro本体に加えてApple Pencilのペアリング設定も非常に簡単です。
Lightningコネクタに差し込む仕様は、一時期は不恰好だと非難されることもありましたが、逆に言えばこの話題性によってペアリングの仕方に悩む人はほとんどいないのではないでしょうか。
また、現状ではiPad Proで使える高機能なスタイラスペンはApple Pencilだけです。
ペンの種類が1つしかないため、アプリもペンの動作に最適化しやすく、全てのユーザーが共通のツールで情報を共有できる側面もあります。
専用端末として認知される日が来るかも
ペイントアプリは、WindowsとMac、さらにAndroidにも種類があります。しかしiPad ProとApple Pencilの組み合わせは描画において安定した使いやすさがあり、さらにユーザーがペイントツールをダイレクトに使いたい(OSの扱いに迷うことが少ない)という欲求にも応えることができる最高の端末だと思います。
デジタルでマンガを描きたい、イラストを描きたいと思った人がまず検討する端末として「iPad Pro」「Apple Pencil」の名前が出てくる日もそう遠くない気がします。
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