Affinity Photo 1.6.7 アップデート | Apple Pencil対応の強化やフォントインストールなど新機能追加。今ならブラシパックが無料でダウンロード

Photoshopクラスの高機能な画像編集アプリ「Affinity Photo」に大型アップデート「バージョン1.6.7」が配信されています。

このアップデートではユーザーから要望の多かったフォントインストール、画面更新の向上、タッチジェスチャーでのスポイトなど便利な機能が盛り込まれています。

無料で手に入るエフェクトブラシも忘れずにゲットしておきましょう!

バージョン1.6.7アップデート内容

  • 新しいシャドウ/ハイライトアルゴリズムを現像に導入しました。
  • 明瞭度に関する新しいアルゴリズムを現像に導入しました。
  • その場で開く操作(元の場所への直接保存を含む)の完全なサポートを実現しました。
  • 新しい[カメラからのインポート]機能でRAWおよび自動HDRブラケット結合に対応しました。詳細なヒストグラムとスコープを参照できます。
  • カスタムフォントを環境設定に取り込む新機能を追加しました。
  • [平均ぼかし]フィルタを新たに追加しました。
  • レイヤプロパティのパネルに[ソロ]レイヤオプションを追加しました。
  • タッチを表示するオプションを環境設定に追加しました。画面の記録に役立ちます。
  • メジアンブラシツールを追加しました。
  • ブラシのエクスポート機能を追加しました。
  • スタイルのインポート/エクスポートの機能を追加しました。
  • 画面の更新内容をキャッシュするオプションを環境設定に追加しました。メモリ使用量は増えますが、ペイント時などにピクセルの粒度がかなり細かくなります。
  • 透過TGAのインポートに対応しました。
  • 調整パネルに簡易リスト表示のオプションを追加しました(強いご要望にお応えしました)。
  • ペンシル/タッチ入力のしくみの全面的な見直しにより、Apple Pencilの長押しによるブラシツールのカラー選択など、ご要望のあった機能を実現しました。
  • Apple Pencilにより、タップ操作なしにフライアウトを閉じることができるようになりました。
  • 現像ペルソナでのパフォーマンスがさらに向上しました。
  • 環境設定のオプションでデフォルトの保存場所を選択できるようにしました。
  • 開いているファイルに対するファイルのドロップ機能を改良しました。
  • ベクトルオブジェクトでビットマップ塗りつぶしが使えるようになりました。
  • 現像で画像を回転できるようになりました。
  • 貼り付けで各要素の位置が正しく保持されるようになりました。
  • 最大/最小のフィルタが現在のチャンネルに正しく従うようになりました。
  • コントローラを[ランダム]にすることでブラシ散布が適切に機能するようになりました。
  • Apple Pencilでの角度/チルトのサポートを強化しました。
  • 縦方向のパノラマ処理を改善しました。
  • 切り抜きツールで比率を使用したときの動作を改良しました。
  • 32ビットモードのレタッチ処理ツールを改良しました。
  • 選択範囲の微調整を改良しました。
  • TIFFのサポートを強化しました。
  • チャンネルページの改良/修正を行いました。
  • コピーを保存機能の安定性が向上しました。
  • 履歴を消去できるようにしました。
  • 被写界深度ツールに[制約]モディファイアボタンを追加しました。
  • ドラッグ中のマウスオーバー操作でスナップ候補を選択できるようにしました。
  • すべてのカラーフライアウトに組み込みのカラーピッカーを用意しました。
  • 取り消し操作の最大スタックサイズを拡大しました。
  • OpenTypeに関する処理を改善しました。
  • 2本指タップのコンテキストメニューに[取り消し]を追加しました。
  • すべてのツールで入力の平滑化処理を改善しました。
  • 小さなレイヤを移動する際の動作を改良しました(意図しないサイズ変更の防止など)。
  • テキストツールのUIを改善しました。
  • スペル候補の提示機能をコンテキストメニューに移動しました。
  • RAWファイルからのスタック作成がより適切に機能するようになりました。
  • パーリンノイズフィルタを改良しました。
  • PSDとPDFのインポート/エクスポート機能を改良しました。
  • ヘルプの内容を改善しました。
  • 変換スタジオのアスペクト比のロックを修正しました。
  • HDR結合がクラッシュする問題を修正しました。
  • 32ビットドキュメントの乗算ブレンドモードを修正しました。
  • 範囲を示す点線がキャンバス回転時に消える問題を修正しました。
  • ブラシの[向き]コントローラの問題を修正しました。
  • ペイントブラシツールですぐに表示されるカラーピッカーの問題を修正しました。
  • 長押しと認識される時間が一部のツールで短すぎる問題を修正しました。
  • 写真(Photos)アプリからのHEIFインポート機能を修正しました。
  • カラーピッカーの拡大鏡がツールの切り替え後も表示されたままになる問題を修正しました。
  • サイズ変更ツールのDPI上限値の誤りを修正しました。
  • ゆがみメッシュをエクスポートできない問題を修正しました。
  • その他の数々の修正や安定性向上のための改良を行いました。

フォントのインストールなど新しい環境設定をチェック

新しい機能の設定がアプリの「環境設定」に追加されていますので、まずはギャラリー表示画面の右上にある歯車のアイコンから「環境設定」を開きます。

 

まず「一般」の項目では以下の新機能3点の設定が追加されています。

  • タッチを表示
  • キャッシュ画面の更新(より多くのメモリを使用)
  • 場所の設定

 

タッチを表示

キャンバス上のタッチした場所に薄い青色の円を表示します。
スクリーンキャプチャーを使って操作を解説する動画を撮るときなどに便利な機能です。

キャッシュ画面の更新

メモリを多く消費する代わりに、画面の更新速度を上げて即座に高画質表示にします。4GBメモリを積んだiPad Proでは問題なく動作しますが、それ以外のモデルではオフの方が安定すると思います。

場所の設定

ファイルの保存場所をiPadローカルかiCloudに保存するかを選択できます。
iCloudを設定した場合「保存」をタップしたときにiCloud Driveに保存されます。

「保存」でiCloud Driveに保存 →「閉じる」でアプリ内から削除するといった使い方ができます。

 

「フォント」の項目では、インストールしたフォントがリスト表示されています。その下にあるゴミ箱のアイコンから、フォントの削除とインストールが行えます。

雲のアイコンをタップするとiCloudからフォントをインストールできます。

Apple Pencilでのタッチ長押しスポイトジェスチャーに対応

ペイントやレタッチで便利なスポイトツールが、Apple Pencilのタッチ長押しで起動できるようになりました。

Apple Pencil使用時に頻繁に色をスポイトしながら作業する人にとっては、かなり嬉しい機能だと思います。

調整ツールにリスト表示が追加!

画像の明るさなど基本的な画像調整を行う「調整ツール」にリスト表示が加わりました。

今まではサムネイル表示されていて、それはそれでみやすかったのですが大きくスクロールしないと目的の機能を選択できないなど不便なところもあったので、今回のリスト表示でかなり効率的な表示方式になったと思います。

1つ1つの機能がわかりにくい人は、今まで通りのサムネイル表示でよいでしょう。

キャンバスを2本指タップで表示されるメニューに「取り消し」追加

画面のキャンバス上で2本指タップジェスチャで表示されるコンテクストメニューに「取り消し」が追加されています。

かなり便利になりましたが、できればProcerateなどのように2本指タップ、3本指タップで操作したいところですね。

ブラシのリストにブラシタイプアイコンとブラシ名が表示

「Affinity Photo」のブラシ表示は本当にわかりにくかったのですが、少し見やすくなっています。

まずブラシ名が表示されるようになり、右端にブラシの種類(関連ツール)に合わせたアイコンが表示されます。例えばペイントブラシだと筆のアイコン、ぼかしブラシだと指のアイコンといった具合です。

▼ペイントツールの操作方法は以下の記事で解説しています。

無料のエフェクトブラシとマクロ 2,400円相当をゲットしよう!

アプリ公式のストアページでは今回のアップデートを記念して、専用ブラシパックとマクロを無料でダウンロードできるキャンペーンを期間限定で開催中です。

通常2,400円相当の高品質なブラシセットですので、今のうちにダウンロードしておきましょう。(ストアページでアカウントを作り、ログインする必要があります。)

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ダウンロードできるブラシパックとマクロ
  • Luminance 13種類のブラシ(炎や光線など)
  • Studio Retouch 20種類のブラシ(レタッチ用ブラシ)
  • Live Filters 28種類のマクロ(フィルター)

 

以上で今回のアップデート内容の解説は終わりです。

画像編集にペイントに幅広く使えるアプリですので、この機会に購入して新機能をお試しください。

 

 

▼アプリの使い方を解説した生地です。

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