Affinity Photoの使い方解説 | ペイントブラシツールの基本。手ぶれ補正と硬さを調整する


Photoshop並みに高機能な画像編集アプリ「Affinity Photo」の使い方解説です。
今回は先日のアップデートの修正で使用可能になった手ぶれ補正「スタビライザー」と、ブラシの「硬さ」の調整について解説します。

ブラシ設定パネルの基本的なボタンの解説


画面下の中央にあるブラシ調整パネルには、太さや不透明度など基本的な調整項目があります。

また右側には、筆圧感知・水彩ブラシ・アルファロックの3つのボタンがあり、組み合わせて使用できます。

「その他」と表示されている部分はブラシ形状が表示されており、タップするとさらに詳細な設定画面が開きます。ここで調整したパラメータはブラシを変更するたびにリセットされます。


ブラシをカスタマイズして保存しておくには、右端の「ブラシ」を開いてサムネイルを長押しします。

表示されるメニューから「編集」を選択しましょう。

ブラシに手ぶれ補正「スタビライザー」を加える


まず「写真」ペルソナで「ペイントブラシツール」を選択します。

画面下の中央にある調整パネルの右側、三角形の白いマークが表示されていますので、これをタップします。

 


スタビライザーのモードは以下のような3つがあります。

  • ない安定剤(スタビライザーをOFF)
  • スタビライザー・ロープ
  • スタビライザー・ウィンドウ

パネルの右側には、スタビライザーの強さ(長さ)を調整するためのスライダーが用意されています。

 


スタビライザーの機能を使って描くと、滑らかな補正された線が描けるようになります。

ただしスタビライザーが強いと、長い線を引っ張って描くようになり、ペン先と描画位置がズレてコントロールが難しくなります。

自然に描きたいときには、適度に強さを弱めておく方がいいでしょう。

ブラシの硬さを調整する


ブラシの設定パネルにある「硬さ」を調整します。

初期設定では「100%」になっているため、そのまま円形のブラシで描くと線のアウトラインにドットのガタつきが目立ちます。

気になる場合は、これを滑らかになるように調整しましょう。

 


「硬さ」を「80%」くらいに変更すると、アウトラインが適度にぼやけて滑らかになりました。

このように「硬さ」を調整すると、ブラシ形状のアウトラインがぼやけて滑らかになりますので、用途に合わせて調整すると良いでしょう。

以上、ペイントブラシツールの基本的な設定解説でした。

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